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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書49章

聖書日課 イザヤ書49章(新共同訳 旧約pp.1142-1144)

 1~9節には、「主の僕の使命」という見出しが付けられている。主の僕とは、神の民イスラエルであると共に、その中からお生まれになる主イエス・キリストを指していると思われる。

「島々よ、わたしに聞け/遠い国々よ、耳を傾けよ。主は母の胎にあるわたしを呼び/母の腹にあるわたしの名を呼ばれた。わたしの口を鋭い剣として御手の陰に置き/わたしを尖らせた矢として矢筒の中に隠して/わたしに言われた/あなたはわたしの僕、イスラエル/あなたによってわたしの輝きは現れる、と」(1~3節)。

 主なる神はイスラエルを選ばれた。そして、彼らを通して御自身の「輝き」と栄光を現そうとされた(3節)。ところが、彼らは主なる神の教えに逆らい、空しい歩みを続けた。

 しかし、たとえイスラエルが罪に陥っても、主なる神の使命が果たされないまま終わることはない。救い主の出現によって、イスラエルは回復する。

「こう言われる。わたしはあなたを僕として/ヤコブの諸部族を立ち上がらせ/イスラエルの残りの者を連れ帰らせる。だがそれにもまして/わたしはあなたを国々の光とし/わたしの救いを地の果てまで、もたらす者とする」(6節)。

 何故主なる神はそれほどまでイスラエルを大事にされるのだろうか。それは、主なる神の愛と選びは変わることがないからであり(ローマの信徒への手紙11章29節)、また、彼らを通して地の果てまで救いをもたらすためである。つまり、イスラエルの回復は、全世界の救いのためでもある。

「女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか。たとえ、女たちが忘れようとも/わたしがあなたを忘れることは決してない。見よ、わたしはあなたを/わたしの手のひらに刻みつける。あなたの城壁は常にわたしの前にある」(15~16節)。

 主なる神の愛は、人間の「母親」の愛にまさって大きく、深く、私達が「忘れ」られることは「決してない」。私達は、主なる神の「手のひらに刻みつけ」られている! 今も、主なる神の愛の御手の中に包まれ、守られている!

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛に守られ、包まれて、御前に祈りを献げられることを感謝致します。

 主よ、あなたの御子の御手は十字架に打ち抜かれ、十字架の傷跡は栄光の復活の御体にも残りました。しかし、主よ、あなたは十字架の傷跡と同じように、私達をあなたの「手のひらに刻みつけ」、握り続けて下さっています。

 あなたは、それほどまでに私達をあなたの体の一部として愛して下さっているのですか。私は、あなたに何と申し上げたらよいのでしょう。

 心虚しく、自分の存在の意味が分からない時、今日の一歩を進めることが出来ない時、親との関係に苦しむ時、あなたが私達をその御手の中に刻み込んで下さっています。あなたが握って下さっています。

 その信頼を告白することが出来ますよう、私達一人一人を助けて下さい。

 親との関係で苦しんでおられる方お一人お一人を支え、あなたの光の中に全てを置いて下さい。いつか、あなたにあって赦し、愛することが出来ますよう、導いて下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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