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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書38章

聖書日課 イザヤ書38章(新共同訳 旧約pp.1121-1123)

 突然「死の病にかかった」ヒゼキヤ王のところに、預言者イザヤが遣わされて言った。

「主はこう言われる。『あなたは死ぬことになっていて、命はないのだから、家族に遺言をしなさい』」(1節)。

 これは、アッシリアによるエルサレム包囲の直前の出来事であろうと言われている。何故ヒゼキヤ王は病に見舞われたのだろうか。17節を見ると何らかの「罪」のためであったことが分かる。

「見よ、わたしの受けた苦痛は/平和のためにほかならない。あなたはわたしの魂に思いを寄せ/滅びの穴に陥らないようにしてくださった。あなたはわたしの罪をすべて/あなたの後ろに投げ捨ててくださった」(17節)。

 この「罪」は、ヒゼキヤ王が主なる神以外の何かに依り頼もうとしていた不信仰を指していると思われる。この時、ユダ王国は、アッシリアや反アッシリア同盟やエジプトなどの列強諸国の狭間で揺れ動く葦のようになっていた。

 それにしても、いくら主なる神の言葉とはいえ、病人に向かって、しかも一国の王に向かって「あなたは死ぬことになってい」るとは、なかなか言えないことである。しかし、イザヤは、人間の王よりも主なる神に権威があることを知っていた。つまり、王よりも主なる神を恐れることを知っていた。だから、主なる神に仕え、主なる神に遣わされた者として、大胆に主の言葉を伝えた。

 ヒゼキヤ王の信仰は、この主の言葉によって蘇らされた。イザヤの言葉を受けたヒゼキヤは、即座に主に祈った。すると、即座に主からの答えが与えられた。

「主の言葉がイザヤに臨んだ。『ヒゼキヤのもとに行って言いなさい。あなたの父祖ダビデの神、主はこう言われる。わたしはあなたの祈りを聞き、涙を見た。見よ、わたしはあなたの寿命を十五年延ばし、アッシリアの王の手からあなたとこの都を救い出す。わたしはこの都を守り抜く』」(4~6節)。

 主の御言葉には力があり、私達を罪から救い出し、主への信仰と祈りへと向かわせる。そして、主は御言葉に聞き従う者に大いなる御業を行って下さる。

 あなたは日々、主の御言葉に依り頼み、聞き従っているだろうか。そして、大胆に主の御言葉を伝えているだろうか。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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