ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 列王記上10章

聖書日課 列王記上10章(新共同訳 旧約pp.546-548)

 シェバの女王が、「主の御名によるソロモンの名声を聞き」(1節)、半信半疑でエルサレムにやって来た。しかし、その噂が本当であり、しかも予想を遥かに超えたものであったことに驚きの言葉を発した。

「女王は王に言った。『わたしが国で、あなたの御事績とあなたのお知恵について聞いていたことは、本当のことでした。わたしは、ここに来て、自分の目で見るまでは、そのことを信じてはいませんでした。しかし、わたしに知らされていたことはその半分にも及ばず、お知恵と富はうわさに聞いていたことをはるかに超えています。あなたの臣民はなんと幸せなことでしょう。いつもあなたの前に立ってあなたのお知恵に接している家臣たちはなんと幸せなことでしょう。あなたをイスラエルの王位につけることをお望みになったあなたの神、主はたたえられますように。主はとこしえにイスラエルを愛し、あなたを王とし、公正と正義を行わせられるからです』」(6~9節)。

 これは、ソロモン王の英知とその王国の繁栄を見たシェバの女王が、ソロモンをほめたたえた言葉である。

 ソロモン王は、今や「世界中の王の中で最も大いなる富と知恵を有」する王となり(23節)、「全世界の人々が、神がソロモンの心にお授けになった知恵を聞くために、彼に拝謁を求め」るまでになっていた(24節)。それはイスラエルが全世界の祝福の源として相応しい国に成長、発展したことを物語っている。

 勿論、ソロモンの知恵も繁栄も、全ては主なる神がお与え下さった祝福であり、昔主なる神がアブラハムに与えられた約束の実現であったことを忘れてはならない。だから、真に称えられるべきは、ソロモンでもイスラエルでもなく主の英知であり、また真に誉められるべきは主なる神である。人はただ、主なる神の祝福を喜び味わい、心から主をほめたたえるのである。シェバの女王の言葉は、このことを的確に表していると言える。

 私達が主なる神に信頼し、主なる神に聞き従って生きる時、主なる神は私達の上に豊かな祝福を注いで下さり、私達をあらゆる点で満たして下さる。それによって、主なる神のご栄光がこの世界に示され、人々が主なる神の御名を崇め、主なる神をほめたたえるようになるためである。その意味で、キリスト者と教会は、主なる神の祝福の源であり、世界を照らす希望の光である。

 そのような者として選ばれ、祝され、生かされている恵みを、心一杯受けとめ喜びたい。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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