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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 列王記上22章

聖書日課 列王記上22章(新共同訳 旧約pp.572-575)

 北イスラエルの王であり、偶像礼拝を積極的に取り入れて主の怒りを買ったアハブ王が死んだ。敵の放った矢に、「鎧の胸当てと草摺りの間を射貫」かれたためである(34節)。

 彼は、自分がイスラエルの王と気付かれないために「変装して」戦場に赴いていた(30節)。ところが、王服を着て共に戦っていたユダの王ヨシャファトは助かり(32~33節)、逆に変装をしていたアハブの方が、たまたま飛んできた矢に当たって死んでしまった。

 何と不運なことだろう…いや、そうではない。これは、主なる神が預言者によって宣告した通りの出来事だった。

 かつて預言者エリヤはアハブ王にこう告げた。

「主はこう言われる。犬の群れがナボトの血をなめたその場所で、あなたの血を犬の群れがなめることになる」(21章19節)。

 これは、罪のない人間を罠にかけて殺し、その土地を奪い取ったアハブ王に対する厳しい裁きの言葉である。今、アハブは死んだ。そして、アハブが流した血のついた「戦車」サマリアの池で」洗われた時、「犬の群れ」が来て「彼の血をなめ」た。預言は文字通り実現した。

「その日、戦いがますます激しくなったため、王はアラム軍を前にして戦車の中で支えられていたが、夕方になって息絶えた。傷口から血が戦車の床に流れ出ていた。日の沈むころ、『おのおの自分の町、自分の国へ帰れ』という叫びが陣営の中を行き巡った。王は死んでサマリアに運ばれた。人々はこの王をサマリアに葬った。サマリアの池で戦車を洗うと、主が告げられた言葉のとおり、犬の群れが彼の血をなめ、遊女たちがそこで身を洗った」(35~38節)。

 主なる神があれほど忠告して下さったのに、そして、あれほど大きな憐れみをかけて下さったのに、アハブは、あくまでも主に逆らい、どこまでも主の御旨に反する道を歩み続けた。そのような彼の悲しい結末であった。

 主の語られた言葉は、一点一画も失われることなく必ず実現する。それが祝福であれ、呪いであれ、主なる神の御言葉が空しく消えることはない。そして、私達の前には、祝福の道も呪いの道も同じように開かれている。あなたは祝福の道を選ぶか? それとも呪いの道を選ぶか? 自分の歩む道を一歩一歩しっかり確かめつつ、主なる神の豊かな祝福の道を選んで歩み続けたいものである。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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