ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 列王記上9章

聖書日課 列王記上9章(新共同訳 旧約pp.545-546)

「ソロモンが主の神殿と王宮の建築を終え」た時(1節)、主なる神は「再びソロモンに現れ」、約束の言葉を告げられた。

「主はかつてギブオンで現れたように、再びソロモンに現れ、こう仰せになった。『わたしはあなたがわたしに憐れみを乞い、祈り求めるのを聞いた。わたしはあなたが建てたこの神殿を聖別し、そこにわたしの名をとこしえに置く。わたしは絶えずこれに目を向け、心を寄せる』」(2~3節)。

 これには以下のような大切な教えが続いている。

「もしあなたが、父ダビデが歩んだように、無垢な心で正しくわたしの前を歩み、わたしがあなたに命じたことをことごとく行い、掟と法を守るなら、あなたの父ダビデに、『イスラエルの王座につく者が断たれることはない』と約束したとおり、わたしはイスラエルを支配するあなたの王座をとこしえに存続させる。もしあなたたちとその子孫がわたしに背を向けて離れ去り、わたしが授けた戒めと掟を守らず、他の神々のもとに行って仕え、それにひれ伏すなら、わたしは与えた土地からイスラエルを断ち、わたしの名のために聖別した神殿もわたしの前から捨て去る。こうしてイスラエルは諸国民の中で物笑いと嘲りの的となる」(4~7節)。

 祝福と呪い、これはイスラエルの歴史の中で何度も繰り返し教えられてきた原則である。イスラエルの民であれば誰もが知っている筈の信仰の基本である。何故今主なる神は、再びこの教えをソロモンに語られたのだろうか。

 その理由は、1節の言葉の中に見出すことが出来る。

「ソロモンが主の神殿と王宮の建築を終え、造ろうと望んでいたものすべてについての念願を果たしたとき」(1節)。

 ソロモンは今、長年の「念願を果たし」、喜びと満足感で一杯になっていた。そのような時だからこそ、主なる神はもう一度ソロモンにこの大事な原則を確認させた。それは、ソロモンが目標を失い、有頂天になって主なる神の教えから離れることがないようにという主なる神の絶妙なタイミングによる配慮の言葉である。

 一つのことを成し遂げるのは、とても喜ばしく大切なことである。しかし、それ以上に喜ばしく大切なのは、主なる神と共にいて、主なる神に聞き従って生きることである。祝福の源はそこにある。もし私達が一つのことで満足し、主なる神から離れるなら、祝福と成長はそこで終わる。しかし、主なる神は、更にもう一つの祝福をお与え下さる方である。何故なら、主なる神は、私達にいつも祝福を注ぎたいと願っておられるからである。

「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる」(創世記12章2節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com