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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ヤコブの手紙2章

聖書日課 ヤコブの手紙2章(新共同訳 新約pp.422-424)

 ヤコブは手紙の中で主なる神の御言葉を行うことを強調している。それは救いのためではない。イエス・キリストを主と信じて救われた後、「完全で申し分なく、何一つ欠けたところのない」者へと成長するためである(1章4節)。

「御言葉を行う人になりなさい。自分を欺いて、聞くだけで終わる者になってはいけません」(1章22節)。

「わたしの兄弟たち、自分は信仰を持っていると言う者がいても、行いが伴わなければ、何の役に立つでしょうか。そのような信仰が、彼を救うことができるでしょうか」(14節)。

 しかし、私達には行いに対する苦手意識がある。ここで言われているのが〈立派な〉行いだと思い込んでいるからである。そうではなく、〈信仰による〉行いである。

 主なる神を信頼して行動を起こすことを主なる神は喜ばれる。また、主なる神に対する私達の信頼も深まる。

「神がわたしたちの父アブラハムを義とされたのは、息子のイサクを祭壇の上に献げるという行いによってではなかったですか。アブラハムの信仰がその行いと共に働き、信仰が行いによって完成されたことが、これで分かるでしょう」(21~22節)。

「信仰」「行いと共に働き」「行いによって完成」する。私達はイエス・キリストを信じて神の子として新生した。子供の成長を親が嬉しく思うように、父なる神は、私達が神の子として成長することを願っておられる。

 イエス・キリストを信じて救われた後も、自分が恵まれ、愛されることだけを求め、他人を恵み、愛することが出来ない「幼子」の状態に留まってはいないだろうか(ヘブライ人への手紙5章13節)。さあ、信仰の完成を目指して、〈信仰をもって〉一歩踏み出してみよう。イエス・キリストを信頼し、イエス・キリストに依り頼んで、御言葉を行っていこう。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日も罪深い者を御前に引き出して下さり、ありがとうございます。

 主よ、あなたの御子イエス・キリストは言われました。
「隣人を自分のように愛しなさい」(マルコによる福音書12章31節)。
「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい」(ヨハネによる福音書15章12節)。

 あなたの愛の中に生きていること、留まっていることは、あなたの御言葉を行い、隣人を愛することによって表され、実現します。

 にもかかわらず、私には、「あなたを愛します」と言いながら、自分のことで頭が一杯で、隣人を思いやれないことがよくあります。「あなたを愛する」と言っている自分を愛しているに過ぎない、この罪深い者をどうかお赦し下さい。

 あなたがこのような者を愛して下さったように、家族を、地域や職場で出会う方を〈信仰によって〉愛することが出来ますように。この閉じた心を開いて下さい。あなたがこれらの人々を通して私に与え、私に教えようとしておられることに気付くことが出来ますように。そして、私も〈信仰によって〉同じように為すことが出来ますように。

 感謝して、主イエス・キリストの聖なる御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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