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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エゼキエル書31章

聖書日課 エゼキエル書31章(新共同訳 旧約pp.1345-1346)

 エジプトは美しく偉大な国だった。その美しさと偉大はレバノンの杉」に喩えられ、「その枝は美しく、豊かな陰をつくり、丈は高く、梢は雲間にとどいた」と言われている(3節)。それ故、「多くの国民が皆、その木陰に住」み(6節)、「神の園エデンのすべての木もうらやんだ」とさえ言われている(9節)。これはイスラエルとユダを指しているものと思われる。

「第十一年の三月一日に、主の言葉がわたしに臨んだ。『人の子よ、エジプトの王ファラオとその軍勢に向かって言いなさい。お前の偉大さは誰と比べられよう。見よ、あなたは糸杉、レバノンの杉だ。その枝は美しく、豊かな陰をつくり/丈は高く、梢は雲間にとどいた』」(1~3節)。

 しかし、エジプトの繁栄は決して彼らの能力や努力によるものではなかった。7節で「丈は高く、枝は長く伸びて美しかった。豊かな水に根をおろしていたからだ」と言われている。つまり、それは主なる神の豊かな恵みの賜物であり、主なる神の栄光の現れとしての繁栄だった。だから、もし彼らが主なる神に栄光を帰していたなら、彼らの繁栄はもっと続いていたに違いない。

 ところが、彼らはその美しさと偉大さに「驕り高ぶった」

「それゆえ、主なる神はこう言われる。彼の丈は高くされ、その梢を雲の間に伸ばしたので、心は驕り高ぶった。わたしは彼を諸国の民の最も強い者の手に渡す。その者は彼を悪行に応じて扱う。わたしは彼を追放する」(10~11節)。

 人も国も、主なる神によって造られ、主なる神の栄光を現すために存在している。それ故、私達が主なる神の御前に謙ることを忘れて自分自身を誇るなら、人も国も存在の意味を失うことになる。主なる神はそのようなものに厳しい裁きを下される。それによって、彼らが主なる神を知るようになるために(31章8節)。

「わたしの名で呼ばれるすべての者は、わたしの栄光のために、わたしがこれを創造し、これを形造り、これを造った」(イザヤ書43章7節、新改訳)。

「だから、あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の栄光を現すためにしなさい」(コリントの信徒への手紙二10章31節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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