ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エゼキエル書30章

聖書日課 エゼキエル書30章(新共同訳 旧約pp.1344-1345)

 前章に続いて、エジプトに対する主なる神の裁きの預言が記されている。1~19節には、「エジプト」及びその同盟国の敗北と荒廃が、20節以降には、「エジプトの王ファラオの腕」が折られる一方で、「バビロンの王の腕」「強く」されることが記されている。

「主の言葉がわたしに臨んだ。『人の子よ、預言して言いなさい。主なる神はこう言われる。泣き叫べ、ああ、その日は災いだ。その日は近い。主の日は近い。それは密雲の日、諸国民の裁きの時である。剣がエジプトに臨み、戦慄がクシュを襲う。エジプトで、人々は刺されて倒れ/富は奪い去られ、国の基は覆される。クシュ、プト、リディア、諸種族の群れ、クブおよびその他の同盟国の住民も、彼らと共に剣で倒れる。主はこう言われる。エジプトを支える者は倒れ/その驕れる力は覆る。ミグドルからセベネに至るまで/人々は剣に倒れる、と主なる神は言われる』」(1~6節)。

 特に前半の預言は、バビロンがエジプトに遠征する直前の預言と思われるが、「その日は近い。主の日は近い。それは密雲の日、諸国民の裁きの時である」と警告されている(3節)。

 しかし、そのような日が来るなどとは、エジプトの人々も、その同盟国も、本気には考えていなかったのではないか。というのも、エジプトは千年以上にもわたって、高度な文化と強い軍事力と豊富な経済力を誇る超大国であり、同盟諸国にとっては、まさに〈寄らば大樹の陰〉と言うべき存在だったからである。

 しかし、それは私達も同じではないか。聖書は、世の終わりが来ることを明確に告げている。しかし、そのような日が来ることを、私達は日頃どれほど意識して生きているだろうか。恐らく、多くの人は日常の雑事や目の前のことで一杯になっているというのが現実ではないか。

 勿論、目の前のことを蔑ろにしてよいということではない。仕事も家族も大切である。しかし、それと共に私達は、もっと広く大きな観点から、人生や世界を見つめることも大切である。そうでなければ、私達はどうしても目に見えることだけに縛られて行き詰まってしまう。

 主の御前に謙り、心静かに主の御声に耳を傾け、人生や自分自身、人々や世界を見つめ直す。そのような時間を日々大切に保ち続けたいものである。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com