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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エゼキエル書4章

聖書日課 エゼキエル書4章(新共同訳 旧約pp.1299-1300)

 本章には、エルサレム滅亡に関する預言が記されている。エゼキエルが捕囚される前にエルサレムにいた頃に語られた預言であろうと言われている。

「人の子よ、れんがを一つ取って目の前に置き、その上に都であるエルサレムを刻みなさい。そして、これを包囲し、これに向かって堡塁を建て、塁を築き、陣営を敷き、破城槌を周囲に配備しなさい。自ら鉄の板を取り、それを自分と都との間に鉄の壁とし、あなたの顔を都に向けなさい。こうして都は包囲される。あなたがそれを包囲するのだ。これはイスラエルの家に対するしるしである」(1~3節)。

 その頃、ユダ王国は、弱小国家になってはいたが、数百年の歴史を誇る国として存立していた。それ故、そのような国が滅び去るなどということは、王をはじめ、殆どの人々にとって思いも寄らないことだったに違いない。

 しかし、それは彼らが、自分達の霊的状況に全く目が開かれていないことを意味していた。彼らには罪の自覚が全くと言ってよいほどなかった。それ故、主なる神は、エゼキエルやエレミヤやその他多くの預言者を通して、彼らの罪がどんなに大きく深いかを示し、そのためにエルサレムには滅亡の危機が迫っていることを警告された。

 主なる神は、警告なしに裁きを下すことは決してない。主なる神は、私達に目を留められ、私達の進むべき道をお示し下さる。もし私達が主なる神の御心の道を歩むなら、平安をもって私達をお守り下さる。また、もし私達が間違った道を選ぼうとするなら、主なる神は様々な方法で私達に警告を下さる。

 弟を殺そうとしているカインに、主なる神は警告を与えられた。ノアに箱舟を造らせることで、主なる神は罪の道を歩む人々に警告を与えられた。また、主なる神は、あの罪深いアッシリアのニネベの人々にも、預言者ヨナを遣わして警告を与え、悔い改めを促した。そして、神の民イスラエルには、約束の地に入る前から彼らが罪に陥らないように警告を与え、罪に陥った後も、何度も何度も、何百年にもわたって警告を与え続けられた。しかし、彼らはその御声に聞き従うことのないまま、遂に自ら滅びを招く結果になってしまった。

「彼らは罪のゆえにパンにも水にも事欠き、やせ衰えて、互いに恐れに取りつかれる」(17節)。

 人生において最も大切なこと、それは「神の声」に聞き従う決意と行動である。

「それについては、次のように言われています。『今日、あなたたちが神の声を聞くなら、/神に反抗したときのように、/心をかたくなにしてはならない』」(ヘブライ人への手紙3章15節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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