祈り ヘブライ人への手紙13章(新共同訳 新約pp.418-420)
天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛の恵みの中に私達を包み、御前に引き寄せて下さったことを感謝致します。
天のお父様、あなたの御子イエス・キリストは「きのうも今日も、また永遠に変わることのない方」です(8節)。私達が立ち帰るべき方であり、私達がいつも目を注ぐべき方です。イエス・キリストの内に留まる時、目に見える現実がどんなに揺れ動いていても、私達はそれに右往左往することがありません。私達をあなたの内に招いて下さり、受け入れて下さったことを心から感謝致します。
主よ、私達はあなたのものです。御子イエス・キリストがいらっしゃる所に私達もいることが出来ますように。御子イエス・キリストが「御自分の血で民を聖なる者とするために、門の外で苦難に遭われた」ように(12節)、私達も「イエスが受けられた辱めを担い、宿営に外に出て、そのみもとに赴」くことが出来ますように(13節)。そして、「イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず」あなたに「献げ」(15節)、「善い行い」(16節)をなすことが出来ますように。あなたが与えて下さった命に生きるため、「いろいろ異なった教えに迷わされ」ず(9節)、更に御言葉を求める者とさせて下さい。御言葉によって生きることがどういうことかを教え、その喜びと力を日常生活の中で体験させて下さい。
主よ、自分が何者であるのか分からずさまよっている方、帰る所が分からず途方に暮れている方が、あなたのもとに帰ることが出来ますように。お一人お一人の名を呼び、探し、歩き回っておられるあなたに一日も早く出会うことが出来ますように。
感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。