祈り ペトロの手紙一3章(新共同訳 新約pp.431-432)
天のお父様、あなたの尊い御名をほめたたえます。今日も御前に引き出して下さったことを感謝致します。
天のお父様、御子イエス・キリストがあなたに従い、罪ある私達にさえも仕えて下さったことによって、私達は救われ、変えられました。私達がイエス・キリストの愛によってあなたに受け入れられていることを忘れず、他の人を受け入れることを教えて下さい。私達の築く人間関係がイエス・キリストの愛を表すものとなりますように。人と人が愛し合い、労り合い、仕え合うことが忘れられている、この時代にあっても、あなたからいただいた御子イエス・キリストの愛で、人間関係を築くことが出来るよう、私達を助けて下さい。
私達がイエス・キリストの模範に倣って、仕えることを実践する時、私達の家庭に救いが、私達の生活の場に祝福が訪れることを信じます。そのために、あなたを「畏れ」(2節)、「柔和」であることを内面の飾りとして身に着ける私達として下さい(3節)。
天のお父様、あなたが私達を祝福へと召して下さったことを感謝致します。あなたの召しに応えることによって、あなたの祝福の中に生きることが出来ますよう、導き、助けて下さい。その一方で、あなたが私達を召されたのは、私達だけが良い思いをするためではなく、他の人を祝福するためであることを、今日あなたの御言葉を通して示されました。示されたことを行う者となることが出来ますよう、私達を力づけ、お導き下さい。あなたの御心をいただき、他の人に祝福を与えて止まない者とならせて下さい。他の人に祝福を与えることが出来ますように、私達の内を愛で満たして下さい。
天のお父様、あなたの御子イエス・キリストは「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」と言われました(マタイによる福音書5章44節)。私達は、イエス・キリストに結ばれて「祝福を受け継ぐ」者とされました。ご自分を十字架につけた者のために祈られた御子イエス・キリストの御心をいただき、私達も「悪をもって悪に、侮辱をもって侮辱に報い」ず、「かえって祝福を祈」る者となることが出来ますように(9節)。私達の心を聖め、御子イエス・キリストの御姿に似た者として下さい。
弱っている方、痛みの中にある方の傍にいて、支え、あなたの十字架の血潮を注いで下さい。
感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。