祈り コロサイの信徒への手紙1章(新共同訳 新約pp.368-369)
天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの恵みの御手の中に握り、支えて下さることを心から感謝致します。
天のお父様、あなたは「キリストに結ばれている」者を「聖なる者」と呼んで下さいます(2節)。この呼びかけが、あなたの愛と憐れみをどんなに表しているかを、もっと悟らせて下さい。私達が、イエス・キリストにあって、本当はどのような者であるかを教えて下さい。そして、あなたを知り、自分を知ることによって、あなたの呼びかけに応えて生きる私達として下さい。
天のお父様、あなたが主イエス・キリストによって与えて下さった「信仰」「希望」「愛」の賜物を心から感謝致します(4~5節)。私達がそれを「福音という真理の言葉」によって育て、聖霊によって堅く保ち続けることが出来ますよう、助けて下さい。私達に与えられた「信仰」「希望」「愛」が更に深まり、恐れや迷いを乗り越えて、イエス・キリストの福音を証しする者となることが出来ますように。そして、多くの人があなたを見出し、「福音」が「実を結んで成長して」いきますように。
天のお父様、私達は、人々がこの世における幸せだけを追い求め、あなたを知らないことを何とも思わない時代に生きています。そのような中、私達も、あなたを知ることに対する飢え渇きをなくしかけてはいないでしょうか。私達の高慢や怠慢が、あなたを知り、それによって生活が変えられていくのを妨げてはいないでしょうか。あなたを「ますます深く知る」ことが私達の第一の祈りとなりますように。そして、私達がそれによってあなたの「御心を十分悟り」、「すべての点で」あなたに「喜ばれるように」あなたに「従って歩み、あらゆる善い業を行って実を結」ぶ者となりますように(9~10節)。
感謝して、主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。