ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖餐式 式文

聖餐式 式文

招き

 只今から主イエス・キリストが定められた聖餐式を執り行います。
 主イエス・キリストは、十字架にかかられる前夜、弟子達と最後の食事をとり、パンを取って、これを裂き、祝福して弟子達にお与えになりました。また、杯を取って、弟子達にお与えになりました。そして、主が再び来られる日までこれを守るように定められました。それは、私達の罪のために十字架にかかり、贖いの死を遂げられたイエス・キリストを示す新しい契約のしるしです。この聖餐に与る時、イエス・キリストは私達の内に親しく臨んでおられます。
 また、この聖餐は、私達がイエス・キリストの内にあって一つであることを表すものです。他の教派・教会であっても、信仰を告白し、父と子と聖霊の御名によるバプテスマを受けられた方はパンと杯をお取り下さい。まだバプテスマを受けていない方、幼児洗礼のみで信仰告白をまだされていない方は、お取りにならないで下さい。まだ聖餐を受けることの出来ない方が、信仰の告白に導かれ、バプテスマを受け、ご一緒に聖餐に与る日が来るのを、私達は願っています。

讃美

 新生讃美歌414番「マラナタ」1節

祈り

 恵み深い父なる神よ、御子イエス・キリストが十字架の上で死に、私達の贖いとなり、身代わりとなって下さったことを、心から感謝致します。どうか主イエス・キリストの慈しみと十字架の苦しみを深く覚えさせて下さい。
 今、御前にありますこのパンと杯を祝福し、私達の霊のまことの食べ物、飲み物として聖別して下さい。私達一同が御前に砕かれた魂をもって主イエス・キリストの肉と血を受けることにより、救いの恵みを確信することが出来ますように。また、御前に集まる私達が、主イエス・キリストにあって一つであり、互いに主にある家族であることを覚え、私達の交わりをいよいよ固くすることが出来ますように。そして、私達を福音の証しに生きる者として下さいますように。
 この聖餐の恵みに与れることを感謝して、主イエス・キリストの御名によってお祈り致します。アーメン。

パンの配餐

「わたしがあなたがたに伝えたことは、わたし自身、主から受けたものです。すなわち、主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげてそれを裂き、『これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい』と言われました」(コリントの信徒への手紙一11章23~24節)

 御子イエス・キリスト「取って食べなさい。これはわたしの体である」(マタイによる福音書26章26節)と言われました。主の恵みに感謝していただきましょう。

杯の配餐

「また、食事の後で、杯も同じようにして、『この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい』と言われました。だから、あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです」(コリントの信徒への手紙一11章25~26節)

 私達の主イエス・キリストは、杯を取り、感謝の祈りを唱えて、言われました。「皆、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である」(マタイによる福音書26章27~28節)。十字架で示された主の愛に感謝していただきましょう。

讃美

 新生讃美歌414番「マラナタ」2節・3節

教会の約束

 わたしたちは神の恵みによって、イエス・キリストを主と信じ、バプテスマを受けて、主の教会に加わったので、聖霊の導きによって、喜んで互いにこの約束をいたします。
 わたしたちは、主にある兄弟姉妹の愛をもって愛し合い、互いの喜びと悲しみを分けあいます。
 わたしたちは、教会は人によって成ったものではなく、神によって成ったものと信じます。主の日の礼拝、そのほかの教会の諸集会につとめて出席し、教会の交わりのきよくなること、栄えることを祈ります。わたしたちは、バプテスマと主の晩餐の二つの礼典、また聖書の教えと、教会の定めた秩序を守ります。
 わたしたちは、この教会をささえ、全世界に主の福音をのべ伝えます。そして、神のみ旨の行われるために喜んで献金をいたします。
 個人的な祈りと、家庭の礼拝をつとめ、神よりあずかった子どもたちを、神のみ旨にそうように教え、また、隣人を救い主に導くため、よい証しをたて、主と会う日まで、この約束を固く守ります。

陪餐後の祈り

 恵み深い父なる神よ、あなたの限りない憐れみによって、私達を聖餐の恵みに与らせて下さいましたことを感謝致します。また、あなたが聖餐式を通して、主イエス・キリストの十字架の贖いと復活の命の恵みを、私達の内に確かにして下さいましたことを感謝致します。
 今から後、この恵みに生かされ、喜びと感謝をもってあなたと隣人に仕え、主が再び来られる日を、いよいよ切に待ち望む者として下さい。
 主イエス・キリストの御名によってお祈り致します。アーメン。