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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エゼキエル書16章

聖書日課 エゼキエル書16章(新共同訳 旧約pp.1315-1319)

 神の民は、最初から神の民だったわけではない。彼らは元々異邦人の中に生まれた者であり、誰からも顧みられず、「嫌われて野に捨てられた」ような存在だった(5節)。

「あなたは言わねばならない。主なる神は、エルサレムに対してこう言われる。お前の出身、お前の生まれはカナン人の地。父はアモリ人、母はヘト人である。誕生について言えば、お前の生まれた日に、お前のへその緒を切ってくれる者も、水で洗い、油を塗ってくれる者も、塩でこすり、布にくるんでくれる者もいなかった。だれもお前に目をかけず、これらのことの一つでも行って、憐れみをかける者はいなかった。お前が生まれた日、お前は嫌われて野に捨てられた。しかし、わたしがお前の傍らを通って、お前が自分の血の中でもがいているのを見たとき、わたしは血まみれのお前に向かって、『生きよ』と言った。血まみれのお前に向かって、『生きよ』と言ったのだ」(3~6節)。

 しかし、主なる神は、そのような取るに足りない小さな存在に目を留めて下さった。そして、彼らに向かって「生きよ」と呼びかけられた。

 こうして、「野の若草のように」健やかに育った彼らを御覧になった主は(7節)、彼らに「誓いを立てて、契約を結び」「お前は、わたしのものになった」と言って(8節)、彼らを神の民として祝福で満ち溢れるようにして下さった。

「それなのに、お前はその美しさを頼みとし、自分の名声のゆえに姦淫を行った。お前は通りかかる者すべてにこびを売り、身をまかせた」(15節)。

 彼らは「美しさ」に高ぶり、主なる神との契約を破り、外国の偶像を取り入れて「姦淫」の限りを尽くした。そこに、神の民イスラエルの罪があった。そして、この罪のために、彼らは恥辱の中に滅ぼされることになってしまった。ところが、主なる神はなお、そのような彼らにこう告げられた。

「だが、わたしは、お前の若い日にお前と結んだわたしの契約を思い起こし、お前に対して永遠の契約を立てる」(60節)。

 たとえ彼らが「契約」を破っても、主なる神はその「契約」を捨て去ることはない。主なる神の契約は「永遠の契約」である! そのために、主なる神は独り子を世に遣わし、十字架に掛けて下さった。それによって、イスラエルだけでなく、信じる人全ての罪を赦し、神の民として永遠に生きさせるために。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛の御手の中に包まれ、御前に祈りを献げられることを感謝致します。

 主よ、あなたは、何と自らを低くなさった神でいらっしゃるでしょうか。私達を受け入れ、私達を抱きしめるために、あなたは低くなられました。十字架の死に至るまで、卑しめられ、私達に赦しを与えて下さいました。

 あなたに抱きしめられ、赦される時、高慢な心が砕かれます。主よ、罪を恥じます。もう自分に言い訳することもありません。ただ、あなたをほめたたえます。

 主よ、御心に適うものに、この心を作り変えて下さい。日々、洗い清めて下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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