ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ホセア書11章

聖書日課 ホセア書11章(新共同訳 旧約pp.1416-1417)

 これまでイスラエルの罪と反逆に対する厳しい裁きを語ってきた主なる神が、本章では一変して、「エフライムよ/お前を見捨てることができようか。イスラエルよ/お前を引き渡すことができようか」と、イスラエルへの憐れみの思いを語っている(8節)。

「わたしは、もはや怒りに燃えることなく/エフライムを再び滅ぼすことはしない。わたしは神であり、人間ではない。お前たちのうちにあって聖なる者。怒りをもって臨みはしない」(9節)。

「一体どちらなのか?」と思う人もいるかも知れない。しかし、ここに主なる神の愛の真実が現れている。主なる神はこう言われている。

「まだ幼かったイスラエルをわたしは愛した。エジプトから彼を呼び出し、わが子とした」(1節)。

 主なる神はイスラエルを御自分の「子」とされた。だからこそ、彼らが罪に陥れば厳しく叱り、そのまま放っておくことを決してなさらなかった。しかし、同時に主なる神は、彼らを見捨てることも決してなさらなかった。主なる神は彼らが立ち直ることをどこまでも信じておられた。

 これが本当の親の愛というものではないだろうか。主なる神はイスラエルを御自分の「子」として愛しておられた。だからこそ、裁きの後には、彼らが再び約束の地に帰って来ることを約束された。

 今、主なる神は、イエス・キリストを信じる者全てを御自分の子として受け入れて下さっている(ヨハネによる福音書1章12節)。主なる神は父として、私達を真実に真剣に愛して下さっている。だからこそ、私達に罪があればそれを指摘し、厳しく叱る。しかし、主なる神は私達を決して見捨てることはない。私達が、罪を悔い改めて主なる神に立ち帰り、再び豊かな恵みと祝福に満ち溢れて生きるように、誰よりも強く深く願いつつ、助けて下さる。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛と恵みの中に置いて、御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、もしあなたが罪だけに目を留められる方でしたら、私達はとっくに滅んでいたことでしょう。しかし、あなたは溢れる恵みと慈しみによって私達を見て下さっています。

 私達を性格づけていた罪を、あなたは十字架の血潮で打ち砕き、罪も汚れもない者として私達を御前に引き寄せて下さいました。

 私達の思いも及ばぬあなたの愛。もう一度、この愛に満たして下さい。この肉の愛、肉の思いを打ち砕き、あなたの愛によって隣人を愛することが出来る者になれますよう、私を変えて下さい。

 主よ、罪を悔います。肉の愛を悔います。

 あなただけが、あなたの愛だけが全てとなって下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/

〈地図〉

www.google.com