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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編29編

聖書日課 詩編29編(新共同訳 旧約pp.859-860)

 第29編は、天地の造り主であり支配者である主なる神の偉大さと力をほめたたえる詩である。

「【賛歌。ダビデの詩。】神の子らよ、主に帰せよ/栄光と力を主に帰せよ/御名の栄光を主に帰せよ。聖なる輝きに満ちる主にひれ伏せ。主の御声は水の上に響く。栄光の神の雷鳴はとどろく。主は大水の上にいます。主の御声は力をもって響き/主の御声は輝きをもって響く。主の御声は杉の木を砕き/主はレバノンの杉の木を砕き/レバノンを子牛のように/シルヨンを野牛の子のように躍らせる。主の御声は炎を裂いて走らせる。主の御声は荒れ野をもだえさせ/主はカデシュの荒れ野をもだえさせる。主の御声は雌鹿をもだえさせ/月満ちぬうちに子を産ませる。神殿のものみなは唱える/『栄光あれ』と。主は洪水の上に御座をおく。とこしえの王として、主は御座をおく。どうか主が民に力をお与えになるように。主が民を祝福して平和をお与えになるように」(1~11節)。

 主なる神を信じる者にとって、自然は主なる神の栄光と尊厳の現れであり、「雷鳴」は主なる神の御声として全地に響き渡る。

 このように、第29編には、第23編に描かれていたような、優しい配慮に富む「羊飼い」としての主なる神のイメージとは対照的な、「力」と尊厳に満ちた偉大な神が描かれている。両者が相まって、真実の神の姿を描いていると言えるだろう。

 壮大な自然から離れて生きる現代人は、とかく人間的な知性と感情の世界に閉じ込められて自我が肥大化し、傲慢と孤独と空虚の中に生きがちではないだろうか。

 主なる神が造られた自然の中に身を置いて、自らの小ささを覚えること、また、その小さな存在をなお愛し、なお価値ある者として下さる主なる神の大いなる恵みと慈しみを覚えて感謝することが、時には必要である。

 そうして得た謙遜と心の「平和」こそが、周りの人々との真の「平和」な交わりを築く源となっていくのではないか。

「どうか主が民に力をお与えになるように。主が民を祝福して平和をお与えになるように」

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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