ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書黙想 創世記9章8~17節

聖書黙想 創世記9章8~17節(新共同訳 旧約pp.10-11)
「虹の契約」

「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く」(12~13節)。

「虹」「鳩」「オリーブ」と共に、世界の回復の「しるし」である。しかし、近年〈多様性〉を主張する人達が虹をシンボルとして使うようになり、教会でこのシンボルを使うことが躊躇われるようになった。

 主なる神の創造の御業は〈多様性〉に満ちている。主なる神は植物も動物も、あらゆる生き物を種類ごとに造られ、人を「神にかたどって」「男と女に創造された」(1章27節)。そして、罪が入るまでは、〈多様性〉の中に秩序があり、統一があった。多様に造られたどの部分も、互いの役割を果たして創造主の知恵と力を表し、主権と栄光を賛美していた。この調和について、パウロは、コリントの信徒への手紙一12章12節で「体は一つでも、多くの部分から成り、体のすべての部分の数は多くとも、体は一つである」と喩えている。

 ところが世界に罪が入ってからは、〈多様〉なものの一部に過ぎないものが、あたかも全体であるかのように主張し始めた。それは、「目」「耳」「体全体」であるかのように振る舞い、また「目が手に向かって」「頭が足に向かって」「お前は要らない」というようなものである(コリントの信徒への手紙一12章17節、21節)。

 虹の七色は水滴を通る光の屈折によって生じるもので、水滴を通った後の光は、再びもとの透明な光に戻る。そのように多様な被造物は、創造主である光の父に戻ることによって、初めて本来の姿を取り戻すことが出来る。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/

〈地図〉
西原新生バプテスト教会 - Google マップ