ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エゼキエル書17章

聖書日課 エゼキエル書17章(新共同訳 旧約pp.1319-1321)

 17章には「二羽の鷲とぶどうの木」のたとえが記されている。

「大きな翼と長い羽をもち、彩り豊かな羽毛に覆われた大鷲」とは(3節)、バビロンのことである。バビロンはいくつかの民族によって出来た敵国であり、当時最強の勢力を誇る国であった。イスラエルは、何度もバビロンの攻撃を受け、ヨヤキム王でさえも捕囚としてバビロンに引いて行かれた。4節の「その頂の若い枝を折って」とは、このヨヤキム王の捕囚を指している。

 また、「もう一羽の大鷲」とは(7節)、エジプトのことである。イスラエルは、バビロンの圧倒的な力の前に屈するほかないと分かると、エジプトを頼ろうとした。

 こうして、イスラエルは、バビロンとエジプトの間に挟まれて、あちらが駄目ならこちら、こちらが駄目ならあちらと、不信仰に陥り揺れ動いていた。この時、主なる神は言われた。

「それゆえ、主なる神はこう言われる。わたしは生きている。わたしは、彼が軽んじたわたしの誓いと、彼が破ったわたしの契約とを、必ず彼の頭上に報いる。わたしは彼の上に網を広げ、彼はわたしの罠にかかる。わたしは彼をバビロンへ連れて行き、彼がわたしに対して行った背信のゆえに、その地で彼を裁く。彼の全軍の中で、逃れた者もすべて剣に倒れ、更に残った者がいても四方に散らされる。そのとき、お前たちは、主であるわたしが語ったことを知るようになる」(19~21節)。

 現実はどんなに混沌としていても、主なる神は「生きて」おられる。歴史を支配しているのはバビロンでもエジプトでもない。主なる神こそが歴史の支配者であり、最終的には主なる神の御心こそが成就する。だからこそ、イスラエルは何よりも主なる神に信頼を置き、真先に主なる神に従うことが必要だった。

 今、あなたの目の前の状況はどうだろうか。混沌だろうか、それとも暗闇だろうか。しかし、たとえ周りは混沌であっても、どんなに辺りは暗闇であっても、主なる神はそこに生きておられる! その主なる神に目を留め、耳を傾け、聞き従って歩むなら、主なる神は必ず驚くべき御力をもって、混沌の中に秩序をもたらし、暗闇の中に希望の光を輝かせて下さる。あなたは今、主なる神に心から信頼し、その御声に聞き従って生きているだろうか?

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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