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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 箴言8章

聖書日課 箴言8章(新共同訳 旧約pp.1000-1002)

 主なる神の「知恵」は、ただ見出されるのを待っているようなものではない。私達に向かって「呼びかけ」ている。「町の入り口」で、「道のほとり」「呼ばわっている」。真理は、この世界に明らかに宣言されている。

「知恵が呼びかけ/英知が声をあげているではないか。高い所に登り、道のほとり、四つ角に立ち/城門の傍ら、町の入り口/城門の通路で呼ばわっている。『人よ/あなたたちに向かってわたしは呼びかける。人の子らに向かってわたしは声をあげる。浅はかな者は熟慮することを覚え/愚か者は反省することを覚えよ」(1~5節)。

 だから、大事なことは、私達がどの声に聞き従うかである。強いとか弱いとか、優秀とか劣等とか、恰好良いとか悪いとか、そのような人間の違いは全く関係ない。ただ主なる神の知恵に聞き従うことによってのみ、私達の人生の意味と価値が決まる。

 イエス・キリストの弟子達を見れば、それは一目瞭然である。彼らは、漁師であり、徴税人であり、世間的には皆、地位も名誉も無く、また無学な人々であった。しかし、彼らは、イエス・キリストの呼びかけの声に即座に素直に聞き従った。彼らの人生の意味と価値は、それによって決定された。

「銀よりもむしろ、わたしの諭しを受け入れ/精選された金よりも、知識を受け入れよ。知恵は真珠にまさり/どのような財宝も比べることはできない」箴言は教える(10~11節)。しかし、私達は、人生の諸問題に、つまり、家庭や職場、経済や政治や教育というあらゆる問題において聖書の「知恵」に学び、御言葉に聞き従おうとしているだろうか。寧ろ「聖書なんて役に立たない」と脇に追いやってしまってはいないだろうか。

 聖書はただ持ってさえいれば良い〈お守り〉ではない。その教えに学び、それに聞き従って生きてこそ、力を発揮する。7章では「知恵と結婚し、その保護を受けよ」と勧められていたが、主なる神の「知恵」の根源は、主なる神の言葉の受肉であるキリスト・イエスご自身である(コロサイの信徒への手紙2章3節)。イエス・キリストを信じて結ばれ、イエス・キリストの愛の守りの中に留まること、そこに私達の人生の全てがかかっている。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛と慈しみに守られ、御前に引き出していただいたことを、心から感謝致します。

 主よ、私達はあなたを求めることに熱心ではありませんでした。この世の事柄を優先し、自分の思いを優先し、あなたを無視していました。しかし、主よ、あなたはそのような私達に命を与えようと、私達を探し求めて下さっています。どうかこの自分中心の私をお赦し下さい。

 あなたの愛とあなたの御心を知り、私達もあなたを熱心に求めることが出来ますように。あなたに出会うことが出来ますよう、導いて下さい。

 主よ、今日余裕のないお一人お一人を顧みて下さり、あなたとの交わりのために時間を割くことが出来ますよう、助けて下さい。また僅かな時間の隙間に、あなたを思い出し、あなたを求めることが出来ますよう、お導き下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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