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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 箴言7章

聖書日課 箴言7章(新共同訳 旧約pp.999-1000)

 7章も、性的な誘惑と罪に対する警告の言葉である。5章では、幸せな結婚が、性的誘惑への一番の対処法であると教えられていたが、ここでは、主の「教え」「戒めを守」ることの大切さが教えられている。

「わが子よ、わたしの言うことを守り/戒めを心に納めよ。戒めを守って、命を得よ。わたしの教えを瞳のように守れ。それをあなたの指に結び、心の中の板に書き記せ。知恵に『あなたはわたしの姉妹』と言い/分別に『わたしの友』と呼びかけよ。それはあなたをよその女から/滑らかに話す異邦の女から守ってくれる」(1~5節)。

「瞳」は光を感知する大切な器官である。しかし、同時に傷つき易く弱いため、大事に注意をもって守られなければならない。主の「教え」も尊くて貴重なものであるが、同時に破られ易いものである。そのため、箴言は、主の教えを常に意識して大切に守るよう勧めている。そして、そのための具体的方策が記されている。

「それをあなたの指に結び、心の中の板に書き記せ」

 結婚指輪を「指」にはめるように、主の戒めをいつも身に着けていること、更に、それを「板に書き記」すように、「心の中」に刻みつけて覚えていることの勧めである。そして、更にこのように勧められている。

「知恵に『あなたはわたしの姉妹』と言い/分別に『わたしの友』と呼びかけよ」

「姉妹」「花嫁」を表す言葉でもあるため、これは「知恵を花嫁として迎え入れ、知恵と結婚せよ」ということである。また「友」は「身内の者」とも訳すことが出来(新改訳)、ルツと結婚したボアズのような、保護を求めることの出来る親しい親類の男子を指している。そのことから「知恵と結婚して、保護を受けよ」という勧めであると理解出来る。

 つまり、主なる神の「教え」「戒め」を、無味乾燥な知識や教訓として受けとめるのではなく、これを愛し、慕い、従う心をもって受けとめることが何よりも大切である。そうすれば、主なる神の「知恵」によって、私達は誘惑から守られる。主なる神を愛し、御言葉を慕い、御教えに聞き従う者でありたい。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの恵みの中、赦されて、御前にあることを心から感謝致します。

 主よ、あなたを若い時から知り、あなたに守られてここまで生きてこられたことは、本当に幸いでした。欲望や誘惑が襲いかかって来た時、あなたが私の避け所となり、握り、一本の道から逸れることのないように支えて下さったからです。あなたは、私に命の道を歩かせて下さいました。

 主よ、この肉体が朽ち果て、霊があなたのところに帰る時まで、変わらず支え、教え、戒め、導いて下さい。

 これまであなたを知らず、性的な過ちが罪だということを知らずに、罪を犯してしまったお一人お一人を顧みて下さい。お一人お一人のために、そして私のために、あなたが十字架で血潮を流し、全ての罪を赦して下さったことを、お一人お一人が知り、あなたにあって新しく清いものとして造りかえられ、希望をもって生きていくことが出来ますように。また、この罪のために深い淵に陥ってしまったあなたの子供達を、もう一度引き上げ、正しく生かして下さいますよう、心からお願い致します。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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