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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編119編145~152節

聖書日課 詩編119編145~152節(新共同訳 旧約pp.966-967)

 この段落には、内容的に並列する節が随所に見られるが、それによって詩人の思いが、より深く、より強く迫って来る。

「(コフ)心を尽くして呼び求めます。主よ、わたしに答えてください。わたしはあなたの掟を守ります。あなたを呼びます、お救いください。わたしはあなたの定めを守ります。夜明けに先立ち、助けを求めて叫び/御言葉を待ち望みます。わたしの目は夜警に先立ち/あなたの仰せに心を砕きます。主よ、慈しみ深くわたしの声を聞き/あなたの裁きによって命を得させてください。悪だくみをもって迫害する者が近づきます。彼らはあなたの律法に遠いのです。主よ、あなたは近くいてくださいます。あなたの戒めはすべて真実です。あなたの定めを見てわたしは悟ります。それがいにしえからのものであり/あなたによってとこしえに立てられたのだ、と」(145~152節)。

 145節と146節では、詩人は、繰り返し主なる神を「呼び」、主なる神の「答え」「救い」を求めている。そして、主なる神に向かって、「わたしはあなたの掟を守ります」「わたしはあなたの定めを守ります」と、信頼と信仰を告白している。

 147節と148節では、「夜明けに先立ち」「夜警に先立ち」と、「先立ち」という言葉が並列して記されている。作者は、夜が明けるに先立って、主なる神の「御言葉を待ち望み」「助けを求めて」御前に祈った。

「主よ、慈しみ深くわたしの声を聞き/あなたの裁きによって命を得させてください」

 この時詩人には、「悪だくみをもって迫害する者が近づき」つつあった。彼らは皆、主なる神の「律法」から遠く離れた者だった。しかし、そのような切迫した状況の中で、詩人はなおこう告白している。

「主よ、あなたは近くいてくださいます。あなたの戒めはすべて真実です」

 主なる神が「近くにいてくださ」る…、この確信と信頼の故に、詩人は迫り来る迫害の前で、なお「あなたの戒めはすべて真実です」と告白することが出来た。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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