この世界は、目に見えることが全てではなく、目に見えない主なる神が全てを支配しておられる。目に見える物事で頭が一杯になっている時、少し静まって、このことを心に受けとめたら、心の視点が主なる神に向けられるようになってくる。
「すべての民よ、手を打ち鳴らせ。神に向かって喜び歌い、叫びをあげよ。主はいと高き神、畏るべき方/全地に君臨される偉大な王。諸国の民を我らに従わせると宣言し/国々を我らの足もとに置かれた。我らのために嗣業を選び/愛するヤコブの誇りとされた。[セラ 神は歓呼の中を上られる。主は角笛の響きと共に上られる」(2~6節)。
作者は、御業を成し遂げられた主なる神が、「歓呼」の賛美の中で天に昇られることを歌っている。この詩は、主イエス・キリストが、十字架と復活によって罪と悪に勝利して天に昇られることを記念する詩として用いられている。
「歌え、神に向かって歌え。歌え、我らの王に向かって歌え。神は、全地の王/ほめ歌をうたって、告げ知らせよ。神は諸国の上に王として君臨される。神は聖なる王座に着いておられる。諸国の民から自由な人々が集められ/アブラハムの神の民となる。地の盾となる人々は神のもの。神は大いにあがめられる」(7~10節)。
十字架と復活による救いの御業は、既に2000年前に完成している。だから、私達が罪と悪に負ける必要は全くない。主イエス・キリストは、勝利の王として既に天の「王座に着いておられる」。それ故、私達の目を、地上の物事から天上の主イエス・キリストへと向け直そう! 罪と悪に勝利された主が、今私達と共におられることを確信しよう!
西原新生バプテスト教会
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