第46編は力強い信仰の詩である。「地が姿を変え/山々が揺らいで海の中に移」り、「海の水が騒ぎ、沸き返り/その高ぶるさまに山々が震える」ような波乱が襲ってきても、「わたしたちは決して恐れない」とこの詩の作者は告白している。
「わたしたちは決して恐れない/地が姿を変え/山々が揺らいで海の中に移るとも/海の水が騒ぎ、沸き返り/その高ぶるさまに山々が震えるとも。[セラ 大河とその流れは、神の都に喜びを与える/いと高き神のいます聖所に。神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。夜明けとともに、神は助けをお与えになる。すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。神が御声を出されると、地は溶け去る」(3~7節)。
私達の人生は「恐れ」に見舞われることが何と多いことだろう。私達は、人を「恐れ」、病を「恐れ」、災害を「恐れ」、将来について「恐れ」る。それ故、聖書には、「恐れるな」「おののくな」という主なる神の励ましの言葉が、沢山記されている。
では、私達が恐れないでいることの出来る根拠はどこにあるのだろうか。それは「万軍の主はわたしたちと共にいます」ということに尽きると言っていいだろう。
何故なら、「ヤコブの神はわたしたちの砦の塔」であり、「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる」御方だからである。
「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる」(2節)。
「万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。[セラ」(8節、12節)。
そのような主なる神を、あなたはもう知っておられるだろう? そして、主なる神にしっかりと繋がって歩んでおられるだろうか?
「主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。地の果てまで、戦いを断ち/弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。『力を捨てよ、知れ/わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる』」(9~11節)。
祈り
愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの温かい御手の中に包まれ、御前に祈りを献げられますことを心から感謝致します。
主よ、あなたこそ「わたしたちの避けどころ」、力、また「苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる」方です。
あなたを蔑み、真の礼拝をこの地から抹殺しようとする者に向かって、あなたは立ち上がられます。あなたの民が脅かされる時、あなたは、あなたご自身の尊厳をかけて守って下さいます。
主よ、今日もあなたなしには生きていけない者、あなたの守りを必要とする者の傍にいて下さい。あなたご自身が一人一人の「避けどころ」、力、助けとなり、全ての脅かしと危機からお守り下さい。あなたご自身が一人一人と共にいて下さることを、一人一人が経験を通して知り、あなたへの信頼を深めていくことが出来ますよう、助け、導いて下さい。
感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
西原新生バプテスト教会
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