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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ネヘミヤ記7章

聖書日課 ネヘミヤ記7章(新共同訳 旧約pp.747-749)

 敵対者の妨害と策略にもかかわらず、主の守りの中で、エルサレム「城壁が築かれた」。敵対者は、「神の助けによってこの工事がなされた」ことを悟り、「皆恐れを抱き」「大いに面目を失った」と記されている(6章16節)。

 しかし、ネヘミヤの役割はこれで終わったわけではない。ネヘミヤは、城壁完成の証しに城壁の「扉を取り付けさせ」ると、「門衛」を置いて町の警備に当たらせると共に、「詠唱者とレビ人」をそれぞれの「任務に就け」、神殿における主なる神への礼拝を執り行わせた。神殿や城壁といった建物ではなく、真の礼拝の回復こそが一連の事業の目標であり、神の民イスラエルの存在意義である。

「城壁が築かれたので、わたしは扉を取り付けさせた。そして、門衛と詠唱者とレビ人を任務に就けた」(1節)。

 更に、ネヘミヤは「兄弟のハナニと要塞の長ハナンヤにエルサレムの行政を託した」(2節)。エレサレムの町で真の礼拝が安全に滞りなく行われるためには、町の運営がスムースに運ばれる必要があったからである。

 ところで、ハナンヤという人物について聖書はこう記している。

「このハナンヤは誠実で、だれよりも神を畏れる人物だった」(2節)。

 小さいとはいえ、都エルサレムの行政を任されるほどの人物だから、ハナンヤは、それに相応しい能力と素養を身に着けた人物であったに違いない。しかし、ハナンヤについての評価は、能力や経歴ではなく、「誠実」さと主なる神への畏れであるというところにしっかり目を留めたい。

 とかく私達は、〈出来る〉〈出来ない〉ということだけで人を評価しがちではないだろうか。しかし、聖書は、神の民における奉仕者や指導者の条件として、能力や経験と共に、いやそれ以上に、「誠実」さという人格と主なる「神を畏れる」信仰を第一に問うている。そのことを決して忘れてはならない。

「同じように、奉仕者たちも品位のある人でなければなりません。二枚舌を使わず、大酒を飲まず、恥ずべき利益をむさぼらず、清い良心の中に信仰の秘められた真理を持っている人でなければなりません。この人々もまず審査を受けるべきです。その上で、非難される点がなければ、奉仕者の務めに就かせなさい」(テモテの信徒への手紙一3章8~10節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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