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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ネヘミヤ記3章

聖書日課 ネヘミヤ記3章(新共同訳 旧約pp.741-743)

 3章には、城壁再建工事に携わった人々の作業分担リストが記されている。北側から始まって、西、南、東の順に、工事に携わった人々の名前が詳細に記録されている。

「大祭司エルヤシブは、仲間の祭司と共に羊の門の建築に取りかかり、それを奉献し、扉を付けた。次いでハンメアの塔まで、更にハナンエルの塔まで奉献した。その傍らにはエリコの住民が一方に、イムリの子ザクルが他方にいて建築に携わった。魚の門を築き上げたのはハセナアの子らである。彼らはそれを組み立て、扉と金具とかんぬきを付けた。彼らの傍らではハコツの孫でウリヤの子であるメレモトが補強に当たり、またその傍らではメシェザブエルの孫でベレクヤの子であるメシュラムが補強に当たり、その傍らではバアナの子ツァドクが補強に当たり、更にその傍らではテコアの人々が補強に当たった」(1~5節)。

 城壁の再建に携わった人々の中には、「祭司」「地区の区長」といった指導者もいれば、「鋳物師」「香料調合師」のような職人もおり(8節)、また「エリコ」「テコア」といった地方の「住民」もいた。実に様々な人々が関わっていることは、ネヘミヤの指導力の広さを物語っているように思われる。

 ネヘミヤは祈りの人であり、信仰の人であり、決断の人であった。しかし、それらに加えて、いや、それ故に、ネヘミヤは指導者としても素晴らしい能力を発揮した。

 工事に取りかかる前、ネヘミヤは「夜のうちに」「エルサレムの城壁を調べた」(2章11~15節)。そして、綿密な計画を立てた上で、人々にエルサレムの城壁を建て直そうではないか」と呼びかけた(同17節)。すると、人々はネヘミヤの語る城壁再建のヴィジョンに「奮い立」ち(同18節)、続々とエルサレムに上って来た。

 指導者とは、人々の心にヴィジョンを植え付け、人々を奮い立たせ、目標へと向わせる人物である。その意味で、ネヘミヤは主なる神がお立てになった指導者の典型と言える。主なる神は、いつの時代にも、主なる神に対して忠実で従順な心を持った指導者をお立てになり、人々の心を奮い立たせ、奇跡の業を行わせて下さる。それは、人々の必要を知っておられる主なる神の、恵みと憐れみによる御業であると言えるだろう。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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