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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 列王記下1章

聖書日課 列王記下1章(新共同訳 旧約pp.576-577)

 イスラエルに偶像礼拝を取り入れたアハブ王の子アハズヤも、父同様、偶像を礼拝することに何の躊躇も感じていなかった。彼は自分が「屋上の部屋の欄干から落ちて病気にな」ると、「エクロンの神バアル・ゼブブ」に頼り、「この病気が治るかどうか」神勅を求めた(2節)。彼の心は、完全に偶像に向かっていた。

 偶像を拝み頼るというのは、私達が実の父親を無視して、他の誰かに「お父さん」と呼びかけ頼るようなことである。息子を愛する父親にとって、それはどんなに辛く悲しいことだろう。イスラエルを愛し選ばれた主なる神は、神の民が偶像礼拝に陥ったことに、深い痛みと悲しみ、そして怒りを感じていたに違いない。それ故、主は預言者エリヤを遣わして、アハズヤに次のような警告の言葉を告げた。

「あなたたちはエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねようとして出かけているが、イスラエルには神がいないとでも言うのか。それゆえ主はこう言われる。あなたは上った寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ」(3~4節)。

 ところが、これを聞いたアハズヤ王は、悔い改めようとせず、エリヤを捕らえるために「五十人」の軍隊を「エリヤのもとに遣わした」(9節)。しかし、主は「天から火」を降し、瞬く間に彼らを「焼き尽くし」てしまった(10節)。アハズヤは、それでも懲りずに軍隊を遣わしたが(11節)、「天から神の火が降って来て」、彼らも「焼き尽く」されてしまった(12節)。そして、そのようなことが三度も繰り返された後、遂にアハズヤ王は、預言者「エリヤが告げた主の言葉どおりに死んで」いった(17節)。

 この時主なる神がアハズヤに告げた言葉は、彼に悔い改めのチャンスを与えるための最後の警告だったに違いない。主なる神は、警告することなしに即座に裁きを下されるような方ではない。寧ろ、私達が滅びを免れるように、何度も何度も呼びかけられ、御声をかけて下さる。今あなたの心にも、主なる神の呼びかけの声が響いていないだろうか。耳を澄まして、主なる神の御声に聞き入りたいと思う。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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