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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ホセア書7章

聖書日課 ホセア書7章(新共同訳 旧約pp.1410-1411)

 イスラエルの滅亡は、彼らが主なる神から離れ、主の教えに逆らい続けたことに原因があった(13節)。主なる神は、そのような彼らのもとに多くの預言者を遣わし、何度も何度も警告を与えた。時には災いを起こしてでも、彼らの目を開かせようとされた。

 しかし、主なる神がどんなにイスラエルを救おうとしても、彼らは主なる神の警告に耳を傾けようとはしなかった。

「彼らは心からわたしの助けを求めようとはしない。寝床の上で泣き叫び/穀物と新しい酒を求めて身を傷つけるが/わたしには背を向けている」(14節)。

 これはイスラエルが熱心に偶像を礼拝する様子を言っているのだろうと思われる。彼らは、災いに遭っても、自分達の罪を悔い改めようとせず、ますます偶像を拝むようになっていったのである。

 しかし、このようなことはイスラエルだけの問題ではなく、私達自身も陥り易いことではないだろうか。災いや問題が起こった時、私達は、そこから謙虚に学ぼうとするよりも、嘆いたり不平を言ってばかりいるということはないだろうか。「どうせ自分は駄目なんだ」と諦めたり、自己憐憫に陥ることはないだろうか。その結果、いつまでも同じ間違いを繰り返してしまう。このようなことは一体どこに原因があるのだろうか。

イスラエルを罪に落とすのは自らの高慢である。彼らは神なる主に帰らず/これらすべてのことがあっても/主を尋ね求めようとしない」(10節)。

 このように、問題の根源は高慢にあると聖書ははっきり教えている。高慢がイスラエルを主なる神から遠ざけ、主なる神の御声を聞こえなくしてしまっていた。それ故、問題や災いに遭っても、彼らは主なる神に立ち帰るのではなく、「エジプトに助けを求め、あるいは、アッシリアに頼って行」った(11節)。

 問題や災いに出会った時、何よりも大切なことは、謙遜になってそこから学ぼうとすることである。そして、主なる神の御前に謙り、自らを反省し、主の御心に聞き従うことである。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛と慈しみで包んで、御前に引き出して下さったことを、心から感謝致します。

 主よ、私はあなたに出会い、聖書によってあなたの御心を知るようになって、自分の心の中の悪と罪を深く知るようになりました。自分で自分の悪を持て余す時、あなたが、このような私を待って下さっています。

 あなたは私のかかりつけの名医です。あなたがいつもそこにいて迎えて下さるから、私は、罪人のまま、あなたのところに行くことができます。

 主よ、今日もあなたのところに参ります。あなたの前に隠すようなことは何もありません。あなたは全てをご存知です。全てを御覧下さい。そして、悪いところを取り除き、癒して下さい。

 今日も、あなたの子供達の上にあなたの恵みを注ぎ、癒して下さい。安心してあなたの御許に行くことが出来るよう、お導き下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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