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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ヨエル書2章

聖書日課 ヨエル書2章(新共同訳 旧約pp.1422-1425)

 ヨエル書は、何度も「主の日」について言及している。ヨエルが言う「主の日」は、恐るべきいなごの災害が襲う日であり、諸国民への裁きの日であり、また終末をも意味している。いずれも、主なる神がその主権的力をもって人間の歴史に介入される日という点では一緒である。

「シオンで角笛を吹き/わが聖なる山で鬨の声をあげよ。この国に住む者は皆、おののけ。主の日が来る、主の日が近づく。それは闇と暗黒の日、雲と濃霧の日である。強大で数多い民が/山々に広がる曙の光のように襲ってくる。このようなことは、かつて起こったことがなく/これから後も、代々再び起こることはない」(1~2節)。

 そのような日がやがて必ず来ることを、私達は信じて生きているだろうか。聖書がそう教えていることは知っていても、目の前の現実を見ていると、そのようなことは到底起こりそうもないと思っている人が多いのではないか。

 しかし、一方で、私達の人生には「どうしてこんなことが?」と思うような問題や苦難が起こることもまた事実である。ただ、多くの場合、そういう苦しみに出会っても、必死に苦しみを取り除けようとするばかりで、主なる神に向かうことをしないのが私達の現実なのではないか。

 しかし、主はそのような私達に向かってこう言われる。

「主は言われる。『今こそ、心からわたしに立ち帰れ/断食し、泣き悲しんで。衣を裂くのではなく/お前たちの心を引き裂け。』あなたたちの神、主に立ち帰れ。主は恵みに満ち、憐れみ深く/忍耐強く、慈しみに富み/くだした災いを悔いられるからだ」(12~13節)。

 今あなたは、苦しみの中にいるだろうか。もしそうだとしたら、その苦しみから逃れようともがくのではなく、主の御前に静まって、苦しみや問題の中で語りかけておられる主の御声に耳を傾けてみてはどうか。「恵みに満ち、憐れみ深く/忍耐強く、慈しみに富」む主が、あなたの帰るのを待っておられる。

「今こそ、心からわたしに立ち帰れ/断食し、泣き悲しんで。衣を裂くのではなく/お前たちの心を引き裂け」

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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