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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ダニエル書12章

聖書日課 ダニエル書12章(新共同訳 旧約pp.1401-1402)

 本章は、10章から続いてきた「終わりの時についての幻」の締め括りであり、ダニエル書の最終章である。

 ここには終末に起こる出来事が詳細に記されている。終わりの時には、「かつてなかったほどの苦難」「続く」が、主なる神に信頼する民は「救われる」(1節)。その時には、死んだ人々が復活し、「ある者は永遠の生命に入り/ある者は永久に続く恥と憎悪の的となる」(2節)。そして、主を愛し、主に忠実に仕えた人々は「大空の光のように輝き」「多くの者の救いとなった人々は/とこしえに星と輝く」ことが約束されている(3節)。

 とはいえ、ダニエルは主なる神の計画の全てを理解したわけではない。終わりの時について主が語られた言葉を(7節)、ダニエルは「理解できなかった」。その時、ダニエルと主の間で次のような会話が交わされた。

「こう聞いてもわたしには理解できなかったので、尋ねた。『主よ、これらのことの終わりはどうなるのでしょうか。』彼は答えた。『ダニエルよ、もう行きなさい。終わりの時までこれらの事は秘められ、封じられている。多くの者は清められ、白くされ、練られる。逆らう者はなお逆らう。逆らう者はだれも悟らないが、目覚めた人々は悟る。日ごとの供え物が廃止され、憎むべき荒廃をもたらすものが立てられてから、千二百九十日が定められている。待ち望んで千三百三十五日に至る者は、まことに幸いである。終わりまでお前の道を行き、憩いに入りなさい。時の終わりにあたり、お前に定められている運命に従って、お前は立ち上がるであろう』」(8~13節)。

 これと似た会話が、聖霊降臨の出来事の直前に、イエス・キリスト使徒達の間で交わされた。使徒達が「主よ、イスラエルのために国を立て直してくださるのは、この時ですか」と尋ねると、イエス・キリストはこう言われた。

「父が御自分の権威をもってお定めになった時や時期は、あなたがたの知るところではない。あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる」(使徒言行録1章7節)。

 終わりの時は必ずやって来る。しかし、それがいつかは知らされていない。ただ主を信頼し、主から与えられた使命に生き、主に仕えること、それが使徒達の、ダニエルの、そして私達のなすべきことである。そこに私達の道があり、真の幸いがある。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛の御手の中に置いて、御傍近くに引き寄せ、祈りを献げさせて下さることを感謝致します。

 主よ、いつ終わりの時が来るのか、私達には分かりません。しかし、いつその時が来ても、良いように、備えることが出来るよう導いて下さい。

 この心の中に残っている悪の根を抜き取り、あなたの清さと、義によって満たして下さい。

 どうか、悪魔とその手先によって圧迫され苦しめられているあなたの子供達を、今日も、あなたご自身が支えて下さい。御使いを遣わして、具体的な救いをお与え下さい。

 最後の時にあなたの民が「永遠の生命に入り」「星」のように輝くというあなたのお約束を胸に、今日も希望を持って生きることが出来ますよう、一人一人を支えて下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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