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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書52章

聖書日課 イザヤ書52章(新共同訳 旧約pp.1148-1149)

 70年もの間廃墟となっていた都エルサレムに、神の民が再び帰って来ることなど、一体誰が本気で信じただろうか。しかし、主なる神の御言葉はその通り実現し、エルサレムに再び主なる神の栄光が輝き出した。

「いかに美しいことか/山々を行き巡り、良い知らせを伝える者の足は。彼は平和を告げ、恵みの良い知らせを伝え/救いを告げ/あなたの神は王となられた、と/シオンに向かって呼ばわる。その声に、あなたの見張りは声をあげ/皆共に、喜び歌う。彼らは目の当たりに見る/主がシオンに帰られるのを。歓声をあげ、共に喜び歌え、エルサレムの廃虚よ。主はその民を慰め、エルサレムを贖われた。主は聖なる御腕の力を/国々の民の目にあらわにされた。地の果てまで、すべての人が/わたしたちの神の救いを仰ぐ」(7~10節)。

 これは、神の民イスラエルとその都エルサレム再興の預言である。これまで、彼らは罪のために滅ぼされ、奴隷として連れ去られていた。しかし、それはただ単に彼らを苦しめ、悩ませるだけの出来事であったのではない。その苦しみは、彼らが真の神を真に知る者となるためにこそ用いられた。

「そして今、ここで起こっていることは何か、と主は言われる。わたしの民はただ同然で奪い去られ、支配者たちはわめき、わたしの名は常に、そして絶え間なく侮られている、と主は言われる。それゆえ、わたしの民はわたしの名を知るであろう。それゆえその日には、わたしが神であることを、『見よ、ここにいる』と言う者であることを知るようになる」(5~6節)。

 彼らが真の神を知り、真の神に再び心を向けた時、主なる神は、彼らを再び約束の地「シオン」に連れ戻して下さった。そして、主は再び彼らの王として栄光を現された。こうして、神の民の失敗は、主なる神の義と真実が現される機会とされた。主なる神は、人のした「悪」「善に変え」、多くの人々に救いをもたらして下さる御方である(創世記50章20節)。

「立ち去れ、立ち去れ、そこを出よ/汚れたものに触れるな。その中から出て、身を清めよ/主の祭具を担う者よ。しかし、急いで出る必要はない/逃げ去ることもない。あなたたちの先を進むのは主であり/しんがりを守るのもイスラエルの神だから」(11~12節)。

 ここに主なる神の慈しみがあり、ここに主なる神の愛がある。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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