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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編82編

聖書日課 詩編82編(新共同訳 旧約p.920)

 第82編は、地上の支配者や指導者に対して、真の裁判官であられる主なる神が「裁きを行われる」という内容の詩である。

「【賛歌。アサフの詩。】神は神聖な会議の中に立ち/神々の間で裁きを行われる。『いつまであなたたちは不正に裁き/神に逆らう者の味方をするのか。[セラ 弱者や孤児のために裁きを行い/苦しむ人、乏しい人の正しさを認めよ。弱い人、貧しい人を救い/神に逆らう者の手から助け出せ。』彼らは知ろうとせず、理解せず/闇の中を行き来する。地の基はことごとく揺らぐ。わたしは言った/『あなたたちは神々なのか/皆、いと高き方の子らなのか』と。しかし、あなたたちも人間として死ぬ。君侯のように、いっせいに没落する。神よ、立ち上がり、地を裁いてください。あなたはすべての民を嗣業とされるでしょう」(1~8節)。

 この地上における全ての権威は、主なる神によって授けられたものであると聖書は主張する(ローマの信徒への手紙13章1節)。それ故、人の上に立つ者は、自分が「神によって立てられたもの」であることを自覚し、主なる神の権威に服することによって人々を治めることを求められている。

 一方、「人は皆、上に立つ権威に従うべき」であり、「権威に逆らう者は、神の定めに背くこと」になるとも教えられている(ローマの信徒への手紙13章2節)。

 それでは、主なる神によって立てられた指導者が、主なる神の掟に反して勝手気ままを行うような時にはどうなるのか。その時には、主なる神が地上の権威者を裁くとこの詩は語る。主なる神は必ず支配者の「不正を裁き」、彼らを「没落」させる。

 結局のところ、この地上においては、支配する者も支配される者も皆同様に、主なる神に仕えるべき者である。それ故、全ての人にとって最も重要な人生の教訓は、天地の造り主であり、真の支配者であり、裁き主であられる主なる神の権威の下に謙り、主と共に生きることである。

「すべてに耳を傾けて得た結論。『神を畏れ、その戒めを守れ。』これこそ、人間のすべて」(コヘレトの言葉12章13節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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