ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編81編

聖書日課 詩編81編(新共同訳 旧約p.919)

 第81編は、新年の祭りと仮庵の祭りに関連しているものと思われる。

「わたしたちの力の神に向かって喜び歌い/ヤコブの神に向かって喜びの叫びをあげよ。ほめ歌を高くうたい、太鼓を打ち鳴らし/琴と竪琴を美しく奏でよ。角笛を吹き鳴らせ/新月、満月、わたしたちの祭りの日に。これはイスラエルに対する掟/ヤコブの神が命じられたこと。エジプトの地を攻められたとき/ヨセフに授けられた定め。わたしは思いがけない言葉を聞くことになった」(2~6節)。

 仮庵の祭りは喜びの祭りであり、律法が朗読される祭りでもあった。その律法の教えは、次のようなものである。

「わたしの民よ、聞け、あなたに定めを授ける。イスラエルよ、わたしに聞き従え。あなたの中に異国の神があってはならない。あなたは異教の神にひれ伏してはならない。わたしが、あなたの神、主。あなたをエジプトの地から導き上った神。口を広く開けよ、わたしはそれを満たそう」(9~11節)。

 ところが、神の民は、現実の問題の中で「果たして、主は我々の間におられるのかどうか」と言って主を疑った(出エジプト記17章7節)。それがメリバでの出来事である。

「わたしは苦難の中から呼び求めるあなたを救い/雷鳴に隠れてあなたに答え/メリバの水のほとりであなたを試した。[セラ」(8節)。

 ここで注目したいのは、主なる神は、「苦難の中から呼び求める」者を救う方であると共に、「雷鳴に隠れて…答え、メリバの水のほとりで…試」される方でもあるということである。

 主なる神を信じて生きる人生にも、様々な試練や問題が起こる。その時、私達はどこまでも主なる神への信仰を貫くことが出来るか、イスラエルの民のように主を疑うことはないか問われている。

「雷鳴に隠れて…答え」て下さる主なる神は、苦しみや試練の中でも、確かに私達と共におられる。問題は、私達がそこに主なる神を見る霊の目を持ち、主なる神の御声を聞く信仰の耳を持つことが出来るかどうかである。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com