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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 民数記4章

聖書日課 民数記4章(新共同訳 旧約pp.216-218)

(1) ゲルションの氏族とその務め(21~28節)

 ゲルションの氏族では、ケハトの氏族と同様に、「三十歳以上五十歳以下の者」が、臨在の幕屋で務めに就くことが出来た(23節)。彼らは「幕屋の幕、臨在の幕屋とその覆い、その上に掛けるじゅごんの覆い、臨在の幕屋の入り口の幕、庭の周りの幕、幕屋と祭壇の周りの庭の入り口の幕、綱、そのために用いられるすべての用具を運搬」する奉仕を命じられた(25~26節)。そして、そのために「二台の牛車と四頭の雄牛」を与えられた(7章7節)。

 ゲルションの氏族の人々は「祭司アロンの子イタマルの監督の下」で務めを果たした(28節)。「アロンとその子ら」は、彼らが行う「運搬や作業などのすべての仕事」について指示を与えた。彼らはその指示に従って「すべての運搬の任務」を行わなければならなかった(27節)。逆に言えば、イタマルをはじめ、祭司はゲルションの氏族の任務について――メラリの氏族の任務と共に――熟知していなければならなかった。

 主なる神に仕える者は、任務について十分に理解し、細心の注意を払わなければならない。些細に思われることであっても、軽く考えてはいけない。

(2) メラリの氏族とその務め(29~33節)

 メラリの氏族においても「三十歳以上五十歳以下の者」「臨在の幕屋の作業に従事すること」が出来た(30節)。そして、「祭司アロンの子イタマルの監督の下」(33節)、「幕屋の壁板、横木、柱、台座、庭の周囲の柱とその台座、杭、綱、その他すべての祭具」を運搬する働きを担った(31~32節)。

 その際、主なる神はモーセ「あなたたちは、彼らが運搬すべき品を名指しで割り当てなさい」と命じられた(32節)。イタマルは、メラリの氏族の人々に具体的に指示を出し、運搬と作業を監督した。それは、彼らが何を運べばいいのか分からず右往左往したり、何か一つでも見落とすことなく、正確かつ効率的に作業を進めるためであった。

 主なる神に対する奉仕は有機的に繋がっている。だから、一つ一つの要素が重要である。たとえ壁板一枚であっても、それがなければ、臨在の幕屋を完全に建てることは出来ない。

 同様に、私が任されている働きがあり、他の人が任されている働きがある。そのために、主なる神は私達一人一人の名を呼んで召して下さった。私達の価値は任されている働きの内容によって決まるのではない。任されていることを忠実に行う時、主なる神は「忠実な良い僕だ。よくやった」と私達をほめて下さる(マタイによる福音書25章21節、23節、ルカによる福音書19章17節)。

 どのような務めを担うにしても、主なる神のご栄光が現されることを願って、それを行おう。また、他の人の働きに心から敬意を抱き、その人に務めを命じられた主なる神にひれ伏す者でありたい。そこに秩序があり、平和がある。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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