祈り ヘブライ人への手紙11章(新共同訳 新約pp.414-416)
天のお父様、今日もあなたが呼んで下さいました。あなたの御声に引き寄せられ、御顔を仰ぎ見ることが出来ることを感謝致します。
主よ、かつて私達はどんなにあなたを信じたくても、信じることが出来ませんでした。しかし、あなたの御子イエス・キリストが私達の前に現れ、私達の内に住み始めて下さった時、私達はすっかり変えられました。イエス・キリストに結ばれて生きる者とされたことを心から感謝致します。
天のお父様、「信仰を抱いて」生き、そして死んでいった先達のことを覚えます。私達の身近なところでも、あなたによって召し出され、導かれた地であなたのために生き、そして死んでいかれた方がいます。私達もまた、あなたの民として、あなたから遣わされた僕として、なすべき務めを喜んで果たすことが出来ますよう、助けて下さい。「天の故郷」(16節)を見上げ、そこに帰るべき日まで、あなたの業に励む者として下さい。
主よ、あなたとの関係を求めながら、どうしたら良いか分からずさまよっている方々、苦しみの中であなたに向かって声を上げることが出来ずにいる方々のところを、あなたご自身が訪れて下さい。そのお一人お一人があなたと出会うことが出来ますように。あなたご自身を経験することが出来ますように。また、あなたを伝えるために立てられている、御子イエス・キリストの体なる教会を、今日も強めて下さいますよう、心からお願い致します。
感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。