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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エゼキエル書38章

聖書日課 エゼキエル書38章(新共同訳 旧約pp.1359-1360)

 38~39章では、「ゴグ」を中心とする大軍団が、「安らかに暮らしている」イスラエルに総攻撃をかけてくるということが言われている。それは、ヨハネの黙示録20章にも預言されている、終わりの日に起こる出来事のことと思われる。

「それゆえ、人の子よ、ゴグに対して預言して言いなさい。主なる神はこう言われる。わが民イスラエルが安らかに暮らしているとき、お前はいきり立つのか。お前は北の果ての自分の所から、多くの民を伴って来る。彼らは皆、馬に乗っている大集団、大軍団だ。お前はわが民イスラエルに向かって、地を覆う雲のように上って来る。そのことは、終わりの日に起こる。わたしはお前を、わたしの地に連れて来る。それは、ゴグよ、わたしが国々の前で、お前を通して自分の聖なることを示し、彼らがわたしを知るようになるためである」(14~16節)。

 何故イスラエルの回復に関する預言の中で、このような出来事が記されているのか。それは、エゼキエルの預言が、バビロン捕囚からの解放という当時の出来事だけでなく、終末的な回復についても語っているからと思われる。聖書の預言では、時代的に隔たる出来事が重ねて語られることがある。

 それにしても、主なる神の恵みと憐れみによって復興し、祝福の中で「安らかに暮らしている」イスラエルに、どうしてこのような攻撃が仕掛けられるのだろうか。

 それは、この世においては神の民に敵対する存在がいることを、神の民に教えるためではないだろうか。ペトロはこう教えている。

「身を慎んで目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています」(ペトロの手紙一5章8節)。

「悪魔」の存在がある限り、この世界に完全な意味での平和と安全が訪れることはない。それ故ヤコブはこう勧めている。

「だから、神に服従し、悪魔に反抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げて行きます」(ヤコブの手紙4章7節)。

 神の民は、「神に服従することによって、悪魔を追い出すことが出来る。

 ゴグは、イスラエルを見て、「わたしは囲いのない国へ攻め上る。城壁もかんぬきも門もなく安らかに生活している静かな国を襲う」と言った(11節)。しかし、イスラエルを愛する主は言われる。

「ゴグがイスラエルの地を襲う日、まさにその日に、と主なる神は言われる。わたしの憤りは激しく燃え上がる」(18節)。

 主なる神は、神の民を攻撃しようとする者に激しい「憤り」「燃え上が」らせて彼らを滅ぼし、神の民を守られる。そして、最後には悪魔を滅ぼし尽くして、イエス・キリストによって治められる新しい天と地をお与え下さる。その日、その約束を信じて待ち望もう。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛と慈しみの中に置き、御前に引き出して下さったことを、心から感謝致します。

 主よ、歴史が終わる時が来る、あなたの日が必ずやって来るというあなたの御言葉を聞き、御前にひれ伏します。あなたに贖われながら、なおも罪を引きずりながら生活をしていることを恥じます。主よ、お赦し下さい。

 主よ、終わりの時、多くの困難の中で、あなたにある希望を告白することが出来るよう、今日、この日から心を整えられ、あなたを告白しながら生活することが出来るよう、導いて下さい。

 また、今あなたに逆らっている者があなたに立ち帰り、あなたに贖われた者となり、あなたの民の中に加えられますよう、既に贖われた者をあなたが清めて、お用い下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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