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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書1章

聖書日課 エレミヤ書1章(新共同訳 旧約pp.1172-1173)

 1章には、「涙の預言者」と呼ばれたエレミヤの召命の出来事が記されている。

「主の言葉がわたしに臨んだ。『わたしはあなたを母の胎内に造る前から/あなたを知っていた。母の胎から生まれる前に/わたしはあなたを聖別し/諸国民の預言者として立てた。』わたしは言った。『ああ、わが主なる神よ/わたしは語る言葉を知りません。わたしは若者にすぎませんから。』しかし、主はわたしに言われた。『若者にすぎないと言ってはならない。わたしがあなたを、だれのところへ/遣わそうとも、行って/わたしが命じることをすべて語れ。彼らを恐れるな。わたしがあなたと共にいて/必ず救い出す』と主は言われた」(4~8節)。

 エレミヤが預言者として活動したのは、紀元前7世紀の終わり頃から紀元前6世紀にかけてである。即ち、ユダ王国がバビロンによって滅ぼされるまでの最後の数十年間で、それは、〈お先真っ暗〉という表現がピッタリの時代だった。

 そのような時代に、しかもまだ「若者」であったエレミヤが、主なる神から召命を受けて、「諸国民の預言者として立て」られた。状況からしても、年齢や経験からもしても、苦労は目に見えていた。それ故、エレミヤが戸惑うのも無理のないことだった。

 しかし、主なる神はエレミヤに告げられた。

「母の胎から生まれる前に/わたしはあなたを聖別し/諸国民の預言者として立てた」
「彼らを恐れるな。わたしがあなたと共にいて/必ず救い出す」

 エレミヤが預言者になることは主なる神のご計画であり、「生まれる前」からエレミヤを知っておられる主なる神が、彼と「共にいて/必ず救い出す」というのである!

 私達も、若いとか、経験がないとか、様々な事情を並べ立てて、主なる神の召命から逃げようとすることはないだろうか。しかし、主なる神は私達の力を当てにして召命を与えられるのではない。必要なものは全て主なる神がお与え下さる。私達に必要なことは、どこまでも主なる神を信頼して忠実に生きることだけである。その時、主なる神は、私達を通して大いなる御業を行って下さる。

 あなたは主なる神の召しにどう応えるだろうか?

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの絶大な恵みの中に私達を置き、御前に賛美と感謝、祈りを献げさせて下さることを感謝致します。

 主よ、あなたは、私がこの世に存在するようになる前から、御前に握り、愛して下さっていました。あなたは、私達一人一人にこの世での働きを与え、私達を創造し、この世に送って下さいました。

 私達は自分が何のために存在しているのか分からず苦悩することがあります。しかし、あなたが私達一人一人に特別の働きと目的を備えて下さっているのなら、きっとそれに出会えると思います。主よ、どうか私達一人一人にあなたの御声をかけて下さい。私達もあなたの御声に耳を傾けたいと思います。

 主よ、この世にあって、私達の痛みを通してでなければ顕わすことが出来ないあなたの御心があります。しかし、この痛みは、あなたが私達をあなたの子供にして下さった故のものです。イエス・キリストと共に栄光を相続するために、苦難をも相続する身とされていることを感謝します。

 痛みと苦しみの中にあるお一人お一人の傍にいて、親しく語り、親しく支えて下さい。お一人お一人があなたのものであること、あなたの子供とされていることを深く知ることが出来るよう、助けて下さい。

 今日から始まったエレミヤ書の学びと祈りを導いて下さいますように。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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