ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エズラ記6章

聖書日課 エズラ記6章(新共同訳 旧約pp.729-731)

 およそ70年の時を経て、バビロンの王ネブカドネツァルによって破壊された主の神殿が、遂にエルサレムに再建された。

「ユダの長老たちは、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの預言に促されて順調に建築を進めていたが、イスラエルの神の命令と、ペルシアの王キュロス、ダレイオス、アルタクセルクセスの命令によって建築を完了した。この神殿は、ダレイオス王の治世第六年のアダルの月の二十三日に完成した。イスラエルの人々、祭司、レビ人、残りの捕囚の子らは、喜び祝いつつその神殿の奉献を行った」(14~16節)。

 キュロス王の解放令によってユダの民が主の約束の地に帰還してから、既に20年余りの年月が経過していた。その間、彼らは、自分達の生活もままならない状況の中で、周辺諸国からの妨害を受けた。彼ら自身も、今は神殿どころではないという自己中心の思いに陥り、主への信頼と忍耐を失いかけたこともあった。

 しかし、主なる神は、そのような彼らを決して見捨てにはならなかった。預言者を遣わして、主の言葉を与え、民と指導者の霊を奮い立たせ、神殿再建工事に再度挑戦させた。その上、今度は、ペルシアの「ダレイオス王」の積極的な認可と支援さえも加えて下さった(1~21節)。

「主がアッシリアの王の心を彼らに向け、イスラエルの神の神殿を再建する工事を支援させて、彼らに喜びを与えられたからである」(22節)。

 主なる神は、気落ちし、諦めかけていた民の心を、預言者の語る御言葉によって奮い立たせ、周辺諸国の妨害から彼らを守り、そして外国の王の心さえも動かし、神の民を支援させ、その事業を完成へと導かれた。

 全ては、恵みと慈しみに富む主なる神が行われた御業である。そしてそれは、再建された神殿によって主なる神御自身がイスラエルの民の中に「住まい」、彼らを清め、彼らを強め、彼らと交わり、彼らを喜びに満たして、主の御栄光と祝福を世に現すためだった。

「主はこう言われる。わたしは再びシオンに来て/エルサレムの真ん中に住まう。エルサレムは信頼に値する都と呼ばれ/万軍の主の山は聖なる山と呼ばれる」(ゼカリヤ書8章3節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com