ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書15章

聖書日課 エレミヤ書15章(新共同訳 旧約pp.1204-1206)

 エレミヤは多くの迫害を受けた。彼が祖国ユダ王国の滅亡を預言したからである。見せかけだけの信仰に安穏と暮らしていたユダの人々にとって、エレミヤの告げる言葉はうるさいトゲであり、彼らはエレミヤを売国奴として罵った。

 そのような中、エレミヤを慰め励ましたのは主なる神の御言葉である。彼は、「むさぼ」るように「御言葉」「食べ」、それによって「心は喜び踊」った。それは、エレミヤが孤独の中で得ることの出来た唯一の慰めと力だった。

「あなたはご存じのはずです。主よ、わたしを思い起こし、わたしを顧み/わたしを迫害する者に復讐してください。いつまでも怒りを抑えて/わたしが取り去られるようなことが/ないようにしてください。わたしがあなたのゆえに/辱めに耐えているのを知ってください。あなたの御言葉が見いだされたとき/わたしはそれをむさぼり食べました。あなたの御言葉は、わたしのものとなり/わたしの心は喜び躍りました。万軍の神、主よ。わたしはあなたの御名をもって/呼ばれている者です。わたしは笑い戯れる者と共に座って楽しむことなく/御手に捕らえられ、独りで座っていました」(15~17節)。

 私達は、「笑い戯れる」大騒ぎの中で、主に出会い、主の御言葉を聴くことは出来ない。主の「御言葉」「独り」の時にこそ聴こえてくる。誰にも理解されない孤独の中で、いつ治るのか見込みのつかない病の中で、そして、いつ終わるのか分からない苦しみの中で、私達は主に出会い、主の「御言葉」をいただく。

 この時、主はエレミヤに言われた。

「…もし、あなたが軽率に言葉を吐かず/熟慮して語るなら/わたしはあなたを、わたしの口とする。あなたが彼らの所に帰るのではない。彼らこそあなたのもとに帰るのだ。この民に対して/わたしはあなたを堅固な青銅の城壁とする。彼らはあなたに戦いを挑むが/勝つことはできない。わたしがあなたと共にいて助け/あなたを救い出す、と主は言われる。わたしはあなたを悪人の手から救い出し/強暴な者の手から解き放つ」(19~21節)。

 主の「御言葉」を唯一の喜びとし力とする。そこに神の民の姿がある。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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