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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書11章

聖書日課 エレミヤ書11章(新共同訳 旧約pp.1197-1199)

 主なる神はイスラエルの民と「契約」を結ばれた。「契約」と言うと、何となく堅苦しくて形式的な響きがすると感じる人がいるかも知れない。しかし、決してそうではない。主なる神との「契約」は、人格を持つ者同士の信頼の上に初めて成立するものである。

 その点で、神の民にとって最も大切な資質は、頭の良さとか、見た目の美しさとか、力強さではなく、主なる神に対する真実さ、忠実さ、誠実さである。

 しかし、私達の現実の世界を省みるとどうだろうか。この世界は、忠実さや誠実さよりも、頭の良さとか、見た目の美しさとか、力強さに価値が置かれている。勿論、それらも素晴らしいものであるに違いない。しかし、どんなに優秀で美しくても、偽りがあったり不誠実であるならば、その落胆は大きい。

 イスラエルの人々は、何度も何度も主なる神との「契約」を破り続けた。しかし、主なる神はどこまでも誠実かつ忠実な方であり、「契約」への真実をもって対処された。どんなに人々が罪に陥っても、誠実に神の民である彼らに向かい、「戒め」と警告を与え、悔い改めを呼びかけられた。

 しかし、そのような主なる神の慈しみと忍耐にもかかわらず、主なる神の裁きの御手が下される時が迫っていた。主なる神は、遂にイスラエルの罪を断罪する決心をされたのである。勿論、それはあくまでも彼らとの「契約」に基づくものである。イスラエルの罪を裁くことによって、主なる神はどこまでも真実、誠実、忠実な方であることが示された。

「主はわたしに言われた。『ユダの町々とエルサレムの通りで、これらの言葉をすべて呼ばわって言え。この契約の言葉を聞き、これを行え。わたしは、あなたたちの先祖をエジプトの地から導き上ったとき、彼らに厳しく戒め、また今日に至るまで、繰り返し戒めて、わたしの声に聞き従え、と言ってきた。しかし、彼らはわたしに耳を傾けず、聞き従わず、おのおのその悪い心のかたくなさのままに歩んだ。今、わたしは、この契約の言葉をことごとく彼らの上に臨ませる。それを行うことを命じたが、彼らが行わなかったからだ』」(6~8節)。

 私達は皆、この真実な神の御前に謙り、自らの不真実と不忠実を悔い改めて、赦しと癒しと清めをいただくことが大切なのではないか。かつてのイスラエルの人々と同様に。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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