ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 イザヤ書62章

聖書日課 イザヤ書62章(新共同訳 旧約pp.1163-1164)

 62章でも、神の民の救いに関する預言が語られている。

エルサレムよ、あなたの城壁の上に/わたしは見張りを置く。昼も夜も決して黙してはならない。主に思い起こしていただく役目の者よ/決して沈黙してはならない。また、主の沈黙を招いてはならない。主が再建に取りかかり/エルサレムを全地の栄誉としてくださるまでは」(6~7節)。

 イスラエルの人々にとって、主なる神の約束を信じ、民の解放と国家の「再建」を夢見ることは、とても難しいことであったに違いない。

 国が滅ぼされ、多くの人がバビロンに連れ去られてしまった現実を見て、「どうせ無理だろう? こんな状態じゃ無理に決まっている!」「神様は私達を見捨てられたのだ! だから国の再建はおろか、自分達の解放だって有り得ない」という思いに苛まれ、主なる神への期待はいつしか消え去ってしまっていたものと思われる。

 そうなると、人は目に見えるこの世の何かに救いを求めようとする。「やっぱりお金がなければ始まらない。知識も力も必要だ。人脈も広げなければならない…」。こうして、人は主なる神への期待を失い、信仰が眠ってしまう。

 しかし、人は希望を失っても、主なる神は決して諦めてはおられなかった!

「シオンのために、わたしは決して口を閉ざさず/エルサレムのために、わたしは決して黙さない。彼女の正しさが光と輝き出で/彼女の救いが松明のように燃え上がるまで」(1節)。

 考えていただきたい。実も葉もすっかり失って、枝だらけで裸同然となった冬の木々を見て、「ああ、もうこの木々は終わりだ」などと私達は思わない。何故なら、私達は知っているからである。やがて春が来れば、再び芽が吹き出て、瑞々しい新緑の葉が茂るようになることを!

「それは自然の法則だから当たり前だ」と或る人は言うかも知れない。しかし、その自然を造られたのは主なる神である。そして、その主なる神がイスラエルを再び救い出すと約束して下さった。だから、主なる神の約束を信じることは、自然の法則よりももっと確実だと言える。

 主なる神は、「決して口を閉ざさず」「決して黙さない」。神の民が光り輝き、彼らの救いの火が「燃え上がるまで」!

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの絶大な恵みと慈しみの中に引き寄せ、御前に祈りを与えて下さったことを感謝致します。

 主よ、あなたの十字架の祈り、十字架の叫びに耳を傾けます。主よ、どうか開いて下さい。この耳をもっと聞こえるようにして下さい。あなたの十字架に繋がる枝として、この罪深い者にあなたの命を注いで下さい。

 あなたの御傷、十字架の御血潮にこの心を密着させていくことが出来るよう、主よ、どうか助けて下さい。あなたのご受難を覚えつつ、赦され、新たにされた喜びと賛美をもって、この一日を過ごすことが出来るよう、導いて下さい。

 痛み、苦しみの中にあるお一人お一人に、あなたの十字架の声、あなたの祈りの叫びを聞かせて下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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