ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 列王記下20章

聖書日課 列王記下20章(新共同訳 旧約pp.614-615)

 災難は重なる時には重なるものである。アッシリアの脅威に晒されている矢先、ヒゼキヤ王は、突然「死の病にかかった」(1節)。そして、預言者イザヤが主なる神から遣わされて次のように告げた。

「主はこう言われる。『あなたは死ぬことになっていて、命はないのだから、家族に遺言をしなさい』」(1節)。

 その時、ヒゼキヤは必死に祈った。

「ああ、主よ、わたしがまことを尽くし、ひたむきな心をもって御前を歩み、御目にかなう善いことを行ってきたことを思い起こしてください」(3節)。

 すると、主なる神はヒゼキヤの祈りに答え、彼の「寿命を十五年延ばし」て下さった。しかも、それと共に、アッシリアの王の手からあなたとこの都を救い出す」と約束して下さった。

「わが民の君主ヒゼキヤのもとに戻って言いなさい。『あなたの父祖ダビデの神、主はこう言われる。わたしはあなたの祈りを聞き、涙を見た。見よ、わたしはあなたをいやし、三日目にあなたは主の神殿に上れるだろう。わたしはあなたの寿命を十五年延ばし、アッシリアの王の手からあなたとこの都を救い出す。わたしはわたし自身のために、わが僕ダビデのために、この都を守り抜く』」(5~6節)。

 アッシリアの圧倒的な軍事力の前に屈服し、主への信仰を失いかけていたヒゼキヤ王にとって、死の病は追い討ちをかける危機だったに違いない。しかし、そういう事態に陥ったことで、ヒゼキヤは主なる神への信仰と祈りを回復していった。つまり、ヒゼキヤ王にとって、これらの危機は、信仰にとってのチャンスともなった。

 人生に突然訪れる危機をどう受けとめるかは、私達一人一人に任されている。そこに主なる神の御心と意味を見出して新たな希望をもって立ち上がるか、それとも、自分の不運を恨み、全てを状況や社会や他人のせいにして不平不満の中に生きるか、或いは、状況に振り回されたまま諦めてしまうか、全ては私達自身に任されている。

 何よりも大切なことは、主に立ち帰り、主に信頼し、主と共に生きることである。主なる神は、あらゆる機会を通して、私達がそのように生きるよう導き、語りかけておられる。

「神のもとに立ち帰れ。愛と正義を保ち/常にあなたの神を待ち望め」(ホセア書12章7節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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