ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 コヘレトの言葉10章

聖書日課 コヘレトの言葉10章(新共同訳 旧約pp.1046-1047)

 新しい「家」も、「怠惰」にしていれば、やがては色が落ち、綻びが目立つようになり、草も生え放題という状態になる。家がいつまでも綺麗で住み心地の良い所であるためには、定期的な清掃と修繕が必要である。

「両手が垂れていれば家は漏り/両腕が怠惰なら梁は落ちる」(18節)。

 しかし、これは家だけの話ではない。人間関係や信仰についても同じことが言える。たとえ家族であっても、温かい交わりが築かれ保たれていくためには、愛による工夫と努力が必要である。勿論、忍耐も大切な要素である。「家族なのに水臭い!」という声も聞こえてきそうだが、家族だからこその難しさもある。「親しき仲にも礼儀あり」は、家族にも当てはまることである。

 また、私達の信仰が健全に保たれ、更に成長していくためにも、努力が必要である。勿論、救いはただ信じることによってのみ得られる恵みである。しかし、救われた者として更に成長していくためには、祈りと御言葉に依り頼み、主の御心に聞き従う努力と忍耐が伴う。

 そこには痛みや苦しみがあるだろう。しかし、私達にはそこからしか学ぶことの出来ない大切なレッスンがある。そして、私達がそのレッスンから学び取らないでいるうちは、手を変え、品を変え何度でも繰り返しやって来る。

 大切なことは、痛みや苦しみの経験から何を学ぶかである。そして、私達がそこからレッスンを得た時、痛みと苦しみは、大きな「力」と貴重な「知恵」に変わる。

「なまった斧を研いでおけば力が要らない。知恵を備えておけば利益がある」(10節)。

 私達は、決して「怠惰」に流れることなく、勤勉に、謙遜に、人生の経験から学び続ける者でありたいと思う。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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