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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 サムエル記下2章

聖書日課 サムエル記下2章(新共同訳 旧約pp.481-483)

 サウル王が死んだとしても、ダビデが即座にイスラエルの王として迎えられたわけではなかった。「サウルの軍の司令官」であった「アブネル」が、「サウルの子イシュ・ボシェトを擁立して」イスラエルの王」としていた(8~10節)。

 ダビデは祈り、主の導きを求めた。そして、「ユダの町」「ヘブロンへ」「上れ」という主の言葉に従い、家族と兵士たちを率いてヘブロンへ上っ」て行った。すると、それを知った「ユダの人々」が、揃ってヘブロンにやって来て、ダビデに油を注ぎ、ユダの家の王とした」

「その後ダビデは主に託宣を求めて言った。『どこかユダの町に上るべきでしょうか。』主は言われた。『上れ。』更にダビデは尋ねた。『どこへ上ればよいのでしょうか。』『ヘブロンへ』と主はお答えになった。そこでダビデは二人の妻、イズレエルのアヒノアムとカルメルのナバルの妻であったアビガイルを連れて、ヘブロンへ上った。ダビデは彼に従っていた兵をその家族と共に連れて上った。こうして彼らはヘブロンの町々に住んだ。ユダの人々はそこに来て、ダビデに油を注ぎ、ユダの家の王とした」(1~4節)。

 ダビデを王とするユダと、サウルの息子イシュ・ボシェトを王とするイスラエルの対立の始まりである。ダビデイスラエルの王となるには、まだ数年の年月を待たなければならなかった。

 振り返れば、ダビデが全イスラエルの王となることは、随分前に主によって定められていた。主はダビデを選び、サムエルによって彼に油を注がれた(サムエル記上16章13節)。そして、このことは、サウル王にもその子ヨナタンにも、そしてイスラエルの多くの人々にも次第に明らかになっていった。

 しかし、これが実現するまでには、長い苦しみの年月を経なければならなかった。その間、ダビデは、主君サウルから何度も命を狙われ、逃亡の日々を過ごし、そのために敵国ペリシテの王のもとに身を寄せることさえしなければならなかった。

 主なる神の約束が実現するには、多くの場合、忍耐をもって待つことが必要とされる。いわゆる信仰の試練と言われる時である。しかし、それによって私達の信仰は練り鍛えられる。私達は主なる神に対する強く深い信頼をもって生きる者に造り変えられるのである。

「わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです」(ローマの信徒への手紙5章3~5節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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