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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 箴言25章

聖書日課 箴言25章(新共同訳 旧約pp.1023-1025)

 25~29章は「ソロモンの箴言(補遺)となっている。本章には、人間関係に関する警告と勧めが多く記されている。

「王の前でうぬぼれるな。身分の高い人々の場に立とうとするな。高貴な人の前で下座に落とされるよりも/上座に着くようにと言われる方がよい。何ごとかを目にしても/性急に争いの場に引き出そうとするな。そのため友人に嘲られることになったら/将来どうするつもりか。自分のことについて友人と言い争うのはよいが/他人の秘密を漏らしてはならない。それを聞いた人があなたを恥に落とし/あなたの悪評は去らないであろう」(6~10節)。

 そのうち6~7節では「うぬぼれ」と高ぶりが警告されている。これは裏を返せば、謙遜の勧めであるが、謙遜は自己否定や自己卑下とは違う。自分のありのままを受容することであり、私達が主なる神の赦しと愛に包まれることから生まれるものである。

 7節の終わりから8節にかけては、慌てたり感情的になったりして、事態を荒立ててしまうことへの警告が語られている。「そのため友人から嘲られることになったら/将来どうするつもりか」とある。目の前の問題で頭が一杯になり、感情に走って痛い思いをするのではなく、先のことも考慮に入れて冷静に行動すべきことが教えられている。そのためにも、共にいて下さる主なる神にしっかりと目と心を向け続けていることが大切である。

 更に9節では「自分のことについて友人と言い争うのはよいが/他人の秘密を漏らしてはならない」と教えられている。私達は、自分の争いに躍起になり、他の人への配慮を欠いて巻き込んでしまうことがある。しかし、「それを聞いた人があなたを恥に落とし/あなたの悪評は去らないであろう」と警告されている(10節)。心に刻んでおくべき戒めである。

 ところで、本章には人々との良い関わりを築くための積極的な勧めも述べられている。これらも是非心に留めておきたい御言葉である。

「時宜にかなって語られる言葉は/銀細工に付けられた金のりんご」(11節)。

「忠実な使者は遣わす人にとって/刈り入れの日の冷たい雪。主人の魂を生き返らせる」(13節)。

「忍耐強く対すれば隊長も誘いに応じる。穏やかに語る舌は骨をも砕く」(15節)。

「渇いた喉に冷たい水、遠い地からの良い便り」(25節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの溢れる恵みと慈しみの中に置いて、御前に引き寄せて下さったことを、心から感謝致します。

 主よ、あなたの御前に正直であることを教えて下さい。自分の中にある欺瞞や汚れ、罪をそのまま認めることが出来ますように。あなたは、このような私を赦し、生かして下さっています。あなたはこのような者のために十字架で血を流して下さいました。

 主よ、あなたは、あの人のためにも十字架にかかり、その罪を赦し、生かしておられます。

 主よ、あなたの圧倒的な愛によって、この心を貫き通して下さい。私の思いによって生きるのではなく、あなたがお命じになることを行うことが出来ますように。

 主よ、あの方を、あなたの愛と、あなたの命によって生かして下さい。共に御前に生きることが出来ますように。

 今日も尊いあなたの子供達の上に、あなたの溢れる恵みを注いで下さい。全てを赦し、生かして下さっているあなたの御心をいただきながら、互いに赦し、生かし合う祝福を満たして下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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