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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 コヘレトの言葉5章

聖書日課 コヘレトの言葉5章(新共同訳 旧約pp.1039-1040)

 足繫く「神殿に通」って「供え物」を献げたとしても、自分の罪を「自覚し」て悔い改めることがないなら、それは何の意味もない形だけの信仰に過ぎない。

「神殿に通う足を慎むがよい。悪いことをしても自覚しないような愚か者は/供え物をするよりも、聞き従う方がよい」(4章17節)。

 ここには、宗教における空しさが指摘されている。信仰は、何よりもまず主なる神に聞き従うことにある。聞き従うことによって自分自身が新しくされていくことが大切である。

「焦って口を開き、心せいて/神の前に言葉を出そうとするな。神は天にいまし、あなたは地上にいる。言葉数を少なくせよ。夢を見るのは悩みごとが多いから。愚者の声と知れるのは口数が多いから」(1~2節)。

 1節では、「神の前」では「言葉数を少なくせよ」と教えられている。祈りにおいて大切なことは、美辞麗句を並べることでも、沢山言葉を連ねることでもなく、主なる神の御前に静まることなのではないか。そして、語ることよりも、寧ろ主の御声を聞くことに祈りの本質があるように思う。主なる神に聞くことをしないで、ただ語るだけの祈りは、空しい独り言になってしまう危険がある。

「神に願をかけたら/誓いを果たすのを遅らせてはならない。愚か者は神に喜ばれない。願をかけたら、誓いを果たせ。願をかけておきながら誓いを果たさないなら/願をかけないほうがよい。口が身を滅ぼすことにならないように。使者に『あれは間違いでした』などと言うな。神はその声を聞いて怒り/あなたの手の業を滅ぼされるであろう。夢や空想が多いと饒舌になる。神を畏れ敬え」(3~6節)。

 また、3~6節では、信仰における行動の大切さが教えられている。「神に願をかけたら/誓いを果たすのを遅らせてはならない」。或る著名な神学者が「信仰の秘訣はこれである」と書いている。心に信じたら、信じた通りに生きることが大切である。

 勿論、罪の赦しと救いは、信じることによって即座に与えられる。そこから赦され、救われた者としての新しい人生が始まる。その時大切なのは、信じた通りに実行することである。聖書を読み、祈り、主を愛し、隣人を愛するという実践を通して、私達は主なる神をより深く確信し、主なる神の御業を見ることが出来る。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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