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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 コヘレトの言葉3章

聖書日課 コヘレトの言葉3章(新共同訳 旧約pp.1036-1038)

 全ての出来事は主なる神のご支配の下にあり、主なる神が与り知らないものは一つもない。

「何事にも時があり/天の下の出来事にはすべて定められた時がある。生まれる時、死ぬ時/植える時、植えたものを抜く時/殺す時、癒す時/破壊する時、建てる時/泣く時、笑う時/嘆く時、踊る時/石を放つ時、石を集める時/抱擁の時、抱擁を遠ざける時/求める時、失う時/保つ時、放つ時/裂く時、縫う時/黙する時、語る時/愛する時、憎む時/戦いの時、平和の時。人が労苦してみたところで何になろう。わたしは、神が人の子らにお与えになった務めを見極めた。神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。それでもなお、神のなさる業を始めから終りまで見極めることは許されていない」(1~11節)。

 読むだけで、時空を超えた主なる神の大きさを思い知らされるような御言葉である。

 加えて、「神はすべてを時宜にかなうように造り」とある。ここは新改訳では「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」と訳されており、とても印象深い御言葉である。人間が色々心配したり、画策したりするよりも、「神のなさること」、主なる神のなさる時に深く信頼して、待ち望み、行っていくことの大切さが分かる。

 そして、このような主なる神に対する大きく深い信頼の上に立って、コヘレトは、人間の幸福とは何かということについて語っている。

「わたしは知った/人間にとって最も幸福なのは/喜び楽しんで一生を送ることだ、と/人だれもが飲み食いし/その労苦によって満足するのは/神の賜物だ、と。わたしは知った/すべて神の業は永遠に不変であり/付け加えることも除くことも許されない、と。神は人間が神を畏れ敬うように定められた」(12~14節)。

「神を畏れ敬」い、自分のなすべき仕事に励み、それによって「飲み食いし」、それによって「満足」し、「喜び楽しんで一生を送ること」が、「人間にとって最も幸福」な生き方であるというのである。

 こう考えると、主なる神を信頼することも「畏れ敬う」ことも知らず、また、働くことの満足を知らない現代人は、いかに幸福から遠いところに置かれているかが分かる。主なる神に立ち返るべき時が来ている。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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