ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 箴言4章

聖書日課 箴言4章(新共同訳 旧約pp.994-996)

「父の諭し」の第5弾である。「わが子よ」と呼びかけ、「わたしの言葉に耳を傾けよ」と確信をもって知恵の言葉を授ける。こういう親子関係が失われてしまったところに、私達の時代の多くの家庭における悲劇があるのではないか。

「わが子よ、わたしの言葉に耳を傾けよ。わたしの言うことに耳を向けよ。見失うことなく、心に納めて守れ。それらに到達する者にとって、それは命となり/全身を健康にする。何を守るよりも、自分の心を守れ。そこに命の源がある。曲がった言葉をあなたの口から退け/ひねくれた言葉を唇から遠ざけよ。目をまっすぐ前に注げ。あなたに対しているものに/まなざしを正しく向けよ。どう足を進めるかをよく計るなら/あなたの道は常に確かなものとなろう。右にも左にも偏ってはならない。悪から足を避けよ」(20~27節)。

 父も母も、子らに残すべき知恵と確信を失ってしまった。大人自らが、どのように生きればよいのかが分からなくなってしまっているのである。個人の自由という名の下、自分の好きなように生きれば良いと教える以外、子供達に言うべきことを持たないのが、現代の大人の現実かも知れない。

 何故大人は確信に満ちた知恵を失ってしまったのか。それは主なる神を畏れ敬う心を失ってしまったからではないか。主なる神の御前に謙り、主なる神に学び、主なる神に聞き、主なる神に従う信仰と謙遜の道から離れて、高ぶりと自己中心という道を歩み始めたところに、悲劇の根源があると聖書は語る。

「何を守るよりも、自分の心を守れ。そこに命の源がある」箴言は教えている。「自分の心」は、まず主なる神の言葉に耳を傾け、納めることによって守られる。そして、「曲がった言葉」「ひねくれた言葉」「退け」「目をまっすぐ前に」向け、「悪」「避け」「右にも左にも偏」らずに「足を進める」ことによって、「それは命となり/全身を健康にする」

 そういう道を大人が率先して歩み始めるなら、子供も自分の歩むべき道を大人から学ぶことが出来るに違いない。その道は既に御言葉の中に明らかに示されている。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの温かな御手の中に包み、御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、私達の意識や思いは揺れ動きます。今も心配なことや失敗したことなどが心の中に渦巻き、「心」を見失ってしまいます。そのような時、あなたこそ、私の「心」を守られる方です。自分ではなく、あなたに目を向けようとする時、そこにあなたとの窓が開いています。あなたが握って下さっているからです。

 主よ、揺れ動く私達をしっかりと握り、私達が確かな道を歩くことが出来るよう、導いて下さい。謙遜な心を忘れず、高慢や一時の興奮、思い付きで行動することがないよう、支えて下さい。

 あなたの御声に耳を傾けながら生活することが出来ますように。

〈本当の自分〉を見失い、途方に暮れているあなたの子供を、あなたご自身が見つけ出し、あなたのもとに引き戻して下さい。心を大切にしながら生きることを教え、あなたの祝福で満たして下さいますよう、心からお願い致します。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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