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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 列王記下22章

聖書日課 列王記下22章(新共同訳 旧約pp.617-618)

 マナセ王、アモン王と続いた長期にわたる不信仰の時代の後、ユダ王国にヨシヤ王が誕生した。彼は僅か「八歳で王とな」ったが、生涯にわたり「主の目にかなう正しいことを行い、父祖ダビデの道をそのまま歩み、右にも左にもそれなかった」(2節)。

 ヨシヤ王は「その治世の第八年、彼がまだ若かったときに、父祖ダビデの神を求めることを始め、第十二年に聖なる高台、アシェラ像、彫像、鋳物の像を取り除」宗教改革を実行した(歴代誌下34章3節)。更に「その治世の第十八年に、その地と神殿を清めた後、主の神殿を修理」した(同8節)。そして、その修理中に、それまで長い間見失われていた「律法の書」が発見された。

「そのとき大祭司ヒルキヤは書記官シャファンに、『わたしは主の神殿で律法の書を見つけました』と言った。ヒルキヤがその書をシャファンに渡したので、彼はそれを読んだ」(8節)。

「律法の書」の発見は、決して偶然ではない。それはヨシヤ王にとって何よりも必要な導きだった。主なる神は、真実に主を尋ね求める者に対して、一番良い時に一番必要なものをお与え下さる方である。その意味で、「律法の書」の発見は、まさに主なる神の絶妙なタイミングだったと言えるだろう。

 ヨシヤ王は、「律法の書の言葉を聞くと、衣を裂」き、家臣たちに言った(11~12節)。

「この見つかった書の言葉について、わたしのため、民のため、ユダ全体のために、主の御旨を尋ねに行け。我々の先祖がこの書の言葉に耳を傾けず、我々についてそこに記されたとおりにすべての事を行わなかったために、我々に向かって燃え上がった主の怒りは激しいからだ」(13節)。

 律法の教えに照らせば、イスラエルの罪は、滅亡を免れないところにまで至っていたことが分かる。それ故、ヨシヤ王は主の教えを真剣に受けとめ、新たに主なる神の御旨を求めた。すると、主なる神はヨシヤに言われた。

「わたしがこの所とその住民につき、それが荒れ果て呪われたものとなると言ったのを聞いて、あなたは心を痛め、主の前にへりくだり、衣を裂き、わたしの前で泣いたので、わたしはあなたの願いを聞き入れた、と主は言われる。それゆえ、見よ、わたしはあなたを先祖の数に加える。あなたは安らかに息を引き取って墓に葬られるであろう。わたしがこの所にくだす災いのどれも、その目で見ることがない』」(19~20節)。

 滅亡に向かって突き進む歴史の中で、ただ一人主の御旨を求めるヨシヤの祈りに、主は耳を傾け答えて下さった。状況はどうであれ、主に心を向け続ける者に主なる神は必ず希望をお与え下さる。私達も、主に心を向け、主の御旨を尋ね求め続ける者でありたい。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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