第99編同様、礼拝への招きの詩である。
「【賛歌。感謝のために。】全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。喜び祝い、主に仕え/喜び歌って御前に進み出よ」(1~2節)。
礼拝は、単なる義務ということ以上に、何よりもまず「喜び」の時である。誰に言われるまでもなく、自ら進んで献げたくなるもの、それが礼拝である。
何故礼拝は「喜び」なのか。その理由はどこにあるのか。願いが叶ったからか。それとも奇跡が起こったからか。確かにそれらも大切かも知れない。しかし、それよりももっと大切な理由は、主なる神と私達の間の特別な関係(交わり)にある。
「知れ、主こそ神であると。主はわたしたちを造られた。わたしたちは主のもの、その民/主に養われる羊の群れ」(3節)。
「主のもの」とされている平安、「主に養われる羊」としての幸い、そのような体験と自覚が、礼拝の「喜び」を湧き上がらせるに違いない。そして、「主は恵み深く、慈しみはとこしえに/主の真実は代々に及ぶ」とあるように(5節)、「恵み」と「慈しみ」に富む主なる神を、より深く知れば知るほど、主なる神の「感謝」と「賛美」が心の奥底から湧き上がってくるに違いない。それ故、この詩の作者は強く勧める。
「感謝の歌をうたって主の門に進み/賛美の歌をうたって主の庭に入れ。感謝をささげ、御名をたたえよ」(4節)。
ハレルヤ!
西原新生バプテスト教会
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