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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編1編

聖書日課 詩編1編(新共同訳 旧約p.835)

 詩編の第1編は、150編に及ぶ詩編全体の要約のような役割を果たしていると言われる。内容としては、主なる神の教えに聞き従う者の繁栄と、それに逆らう者の滅びが鮮明な対照をなして表現されている。詩編の言葉を味わいながら、このような歩みの幸いと祝福を確認していきたい。

「いかに幸いなことか/神に逆らう者の計らいに従って歩まず/罪ある者の道にとどまらず/傲慢な者と共に座らず/主の教えを愛し/その教えを昼も夜も口ずさむ人。その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び/葉もしおれることがない。その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。神に逆らう者はそうではない。彼は風に吹き飛ばされるもみ殻。神に逆らう者は裁きに堪えず/罪ある者は神に従う人の集いに堪えない。神に従う人の道を主は知っていてくださる。神に逆らう者の道は滅びに至る」(1~6節)。

 第1編は「いかに幸いなことか」という感嘆の言葉をもって始まる。「幸い」とは何だろうか。お金? 結婚? 恋愛? 出世? 商売繁盛? 豪華な家? 豪華な車? 或いは健康?…確かにどれもあれば嬉しいものである。しかし、それさえあれば幸せかと言えば、人間の心はそれほど単純で慎ましいものではない。それは富と繁栄を手に入れた人々や社会の有様を見れば、誰でも認めざるを得ない。

 第1編はこう記している。「幸い」な人とは、「神に逆らう者の計らいに従って歩まず/罪ある者の道にとどまらず/傲慢な者と共に座らず/主の教えを愛し/その教えを昼も夜も口ずさむ人」であると。

 真の幸いは、モノやお金ではなく、「罪」と悪に関わらないことであり、「昼も夜も」主なる神を愛し、主なる神の教えに聞き従って生きることにあると詩編は教えている。ここに、主なる神の祝福(幸い)の本質がある。

 その上で、主なる神は、祝福の実として豊かな「繁栄」を約束して下さる。しかし、それはあくまでも、主なる神を愛し、主なる神に従うことに真の喜びと幸福を見出した結果としてみのる実であって、繁栄が幸いをもたらすのではないことを心に留めたい。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの憐れみと慈しみの中に置き、赦して御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、私達の「幸い」はあなたのほかにはありません。あなたこそ私達の全てです。あなたは私達の暗闇を照らされます。

 主よ、あなたの御言葉、聖書の言葉がもっと私達の心の中で大きく、強くなりますように。心の中にうごめく様々な思いが聖書の言葉によって正されますように。あなたの道をあなたと共に歩むことが出来ますよう、助け、導いて下さい。

 目に見えるものに幸いを求めようとする私達の心を、あなたに向け、全てのものを創造し、支配しておられ、私達を祝福して下さるあなたに満たされて生きることが出来ますように。

 今日もあなたに結ばれたお一人お一人の上に、限りないあなたの恵みと慈しみを注いで下さい。主の十字架の勝利が私達の上に注がれていることを心から感謝致します。主の勝利によって歩めることを心から感謝致します。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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